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フラット35徹底比較。SBIモーゲージvs楽天銀行

フラット35徹底比較。SBIモーゲージvs楽天銀行

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フラット35を比較する場合に選択肢と言うのは多くありません。メガバンクや地方銀行でも、フラット35は取り扱っているため申し込みができるのですが、条件があまりよくないからです。

結果として、ほとんどの方が選ぶのは「シェアNo.1のSBIモーゲージ」か「事務手数料が安い楽天銀行」なのです。

では、SBIモーゲージのフラット35と楽天銀行のフラット35では、どちらが利用者にとってお得になるのでしょうか?

徹底比較しました。

 

「SBIモーゲージ」vs「楽天銀行」フラット35比較

比較項目楽天銀行フラット35VSSBIモーゲージフラット35
会社名楽天銀行株式会社-SBIモーゲージ株式会社
業態銀行>ノンバンク
金利業界最低水準=業界最低水準
フラット35金利:15年以上~20年以下(融資額90%以下)1.130%=1.130%
フラット35金利:21年以上~35年以下(融資額90%以下)1.560%=1.560%
実績シェア-<1位:シェア25.8%
事務手数料ご融資金額の1.43%(楽天銀行口座指定で1.10%)>ご融資金額の2.20%(ARUHIダイレクト利用で事務手数料1.10%)
保証料、繰上返済手数料0円=0円
本審査スピード約7日~14日<最短3営業日
店舗・相談なし。Skype相談可能<あり。全国175店舗
特典ハッピープログラムの会員ステージが2年間はVIP以上。楽天スーパーポイントが通常の3倍>不定期でキャンペーン実施

 

となっています。簡単にまとめると

1.金利は引き分け

フラット35の金利は決して取り扱い銀行で同じわけではありませんが、最低ラインの金利水準というものがあるため、楽天銀行も、SBIモーゲージも、この最低水準の金利で同じ金利が適用されているのです。金利だけを見るとどちらを選んでも変わりはありません。

2.事務手数料(返済総額)は楽天銀行が安い

楽天銀行の場合は、事務手数料がご融資金額の1.43%(楽天銀行口座指定で1.10%)とSBIモーゲージの半分で済むことになります。

例:2015年2月時点の事務手数料で3000万円の借入の場合

楽天銀行(返済口座:楽天銀行):事務手数料 1.08% = 32万4000円
SBIモーゲージ:事務手数料 2.16% = 68万8000円

と30万円以上も楽天銀行の方が安くなるのです。

金利が同じなので、事務手数料が安いと言うことは総返済額でも楽天銀行の方が事務手数料分の32万4000円安いということになります。

3.実績はSBIモーゲージ。信頼性は楽天銀行

SBIモーゲージは、2000年に創業してフラット35を専門に取り扱ってきたノンバンクです。そのため、過去の実績で見ても、フラット35のシェアが25%を超えるなど業界で一番フラット35の依頼を受けている金融機関なのです。

楽天銀行はフラット35のサービス提供開始が遅かったため、SBIモーゲージほどの知名度や実績はまだないのです。

ただし、SBIモーゲージは銀行ではなく、貸金業者、ノンバンクというくくりになります。楽天銀行は銀行という信頼性があります。

4.審査回答のスピードはSBIモーゲージ

SBIモーゲージの場合は本審査の審査回答を最短3営業日としています。楽天銀行の場合は本審査の審査回答の期間を約7日~14日としています。

スピードだけで見るとSBIモーゲージの方が有利なのです。

5.相談の体制も、店舗展開しているSBIモーゲージ

SBIモーゲージは2015年2月時点で175店舗を全国展開しています。当然、店舗でフラット35やフラット35の借り換え相談などが可能になります。

楽天銀行は店舗を持たないネット銀行のため、メールベースやスカイプベースでの相談が可能ですが、店舗での相談はできません。

20代、30代の方であれば、スカイプで相談できれば十分と考える方も多いですが、40代、50代の方では顔を合わせて相談次第と言う要望も多いと思われます。

6.特典でみれば楽天銀行

楽天銀行のフラット35を利用するとハッピープログラムの会員ステージが2年間はVIP以上になります。

楽天銀行のサービスを使った時に貯まる楽天スーパーポイントが優遇されることになります。

例えば

楽天銀行への振込み:1ポイント → 3ポイント
宝くじ(200円ごと):1ポイント → 3ポイント
満期特約定期預金:預入金額の0.06% → 預入金額の0.18%

概ね3倍貯まりやすくなると考えて良いでしょう。

それ以外にもATM手数料が月5回まで無料になるなど銀行としての特典もあるのです。

結果的にどっちが良いのでしょうか?

結論

総返済額を重視する方(少しでも返済する金額が安い方が良い方)

楽天銀行のフラット35を選ぶ

「店舗相談ができない、結果的に返済額が安い方がいい。」という場合は、事務手数料が安い楽天銀行を選ぶべきです。金利は同じなので、事務手数料の差がそのまま返済金額の差になるからです。

フラット35への借り換えをする方

楽天銀行のフラット35を選ぶ

借り換えの場合、すでにフラット35の仕組みなどは理解されているはずなので、基本的には事務手数料が安いに越したことはありません。すでに新規で借り入れするときにも、事務手数料を支払っているはずですので、借り換え時の事務手数料はできるだけ抑えるべきなのです。

融資までのスピードを重視する方(引き渡しまで時間がない方)

SBIモーゲージのフラット35を選ぶ

本審査の審査回答が最短3日というのは大きなメリットです。とくにお金を用意しなければならないタイミングが差し迫っている場合には多少高くてもSBIモーゲージのフラット35を選ぶという選択肢になります。他の住宅ローンに申込んだけれど審査落ちしてしまってフラット35に切りかえるというような方の場合には引き渡しが差し迫っていることも多いのです。

店舗での相談を重視する方

SBIモーゲージのフラット35を選ぶ

実際に店舗で担当者と顔を合わせながら相談したいという方は全国に店舗展開しているSBIモーゲージを選ぶべきです。楽天銀行でもスカイプによる相談が可能ですが、年配の方の場合はスカイプが使えないというケースも多いのです。

まとめ

フラット35は、上記の選択肢で比較検討すればほぼ希望にあった銀行を選ぶことができるかと思います。意外と知らない方が多いのですが、金利はどちらも同じなのです。

 

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