消費税も大きな負担
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの基礎知識
- カテゴリ: 住宅ローンと税金
- 作者: 住宅ローン比較
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消費税も住宅購入の大きな負担
マイホームの取得費用は金額が大きくなります。だからこそ、消費税5%の存在も忘れてはなりません。建物の購入には消費税がかかりますが、土地の購入にはかかりません。
そのため、個人と個人による取引に消費税はかかりません。
不動産の取引では、土地の売買には消費税がかかりませんが、建築請負契約や建物部分の売買には消費税がかかります。土地と建物がセットになっているマンションや建売住宅の売買では、建物部分だけに対して消費税がかかります。
諸費用では、不動産の仲介手数料やローンの手数料、司法書士の報酬などに消費税がかかります。印紙や団体信用生命保険料、火災保険料などには、消費税がかかりません。
たとえば4,000万円のマンションを購入し、そのうちの2,000万円が建物価格だった場合、消費税はどのくらいになるのでしょうか?
現在の消費税率5%で計算をすると、2.000万円×5%=100万円の消費税がかかります。
当たり前のことですが、高い物件を選べばその分消費税の負担も重くなります。各種手数料にかかる消費税も含めると、さらに出費はかさむことに。資金計画を立てるときには、消費税のことも忘れないようにしましょう。
2012年7月の段階で、消費増税法案が衆議院本会議を通過、8月中旬にも成立する見通しです。
住宅の場合、消費税は土地代にはかからず、建物部分にかかります。マンションでは、価格の7割~8割が建物部分というケースが多いでしょうが、仮に8割とすれば、5%の消費税率引き上げは4%の価格上昇となり、頭金を除いた住宅ローンの借入金額は現状より4~5%ほど多くなります。
上記に記載した100万の負担が2倍になってしまう状況です。早めの購入をおすすめします。