住宅ローンを比較分析。人気の住宅ローン選び

住宅ローンにインフレリスクはあるのか?

住宅ローンにインフレリスクはあるのか?

アベノミクスで「インフレ」「物価上昇」というものが注目されていますが、インフレになった時に住宅ローンのリスクというものは何があるのでしょうか?

インフレとは

graphline128 128物価の上昇と通貨価値の下落が継続的に続く状態のこと

を言います。

簡単に言えば、物の値段が全体的に上がりつづけることがインフレなのです。

住宅ローンで登場するものとインフレの関係

物件価格

購入した家の価値は、購入後は中古住宅として下がってしまいますが、インフレが起こっていない状態と比較すればインフレによって物件の価値も上がるということになります。

住宅ローンの借入

住宅ローンに関しては、購入時点の借入額で借りているため、インフレが起きてもローンの返済額が上がったりすることはありません。※変動金利が上昇して返済額が上昇する可能性はあります。

修繕費用、マンション管理費、リフォーム費用

毎月支払っているマンション管理費や修繕費などは物価の上昇に伴い引きあがっていきます。リフォームをする場合の費用も上がることになります。

大きな勘違い

大手新聞社のニュースで、下記のように「インフレが起これば支出が増加するため、住宅ローンの返済が困難になる可能性がある。」と書かれていました。たしかに一般家庭でも毎月必要なお金は2万円ほど増加してしまう可能性もあります。

期間当初積立額平均物価上昇率物価上昇後増加額
修繕費用の積立額20年1万円0.50%1万1000円1000円
20年1万円1.00%1万2000円2000円
20年1万円1.50%1万3000円3000円
20年1万円2.00%1万4000円4000円
教育費(2人分)18年3万円0.50%3万2000円2000円
18年3万円1.00%3万5000円5000円
18年3万円1.50%3万9000円9000円
18年3万円2.00%4万2000円1万2000円
老後資金30年4万円0.50%4万6000円6000円
30年4万円1.00%5万3000円1万3000円
30年4万円1.50%6万2000円2万2000円
30年4万円2.00%7万2000円3万2000円
合計-8万円1.00%10万円2万円

これには大きな見落としがあります。

インフレになれば、収入も増える

ということなのです。

2014年9月執筆時点では実質的な物価上昇が起きていないにもかかわらず消費増税で物価が上昇したため、「アベノミクスで物価が上がったが、収入が増えていない」と多くの方が感じてしまっていますが、実際はまだインフレになっていないだけなのです。

本来のインフレが起これば、通貨の価値が下がるので、企業側からしても年収500万円だった人を年収500万円のままで雇うことはできなくなるのです。通貨の価値が下がったのに報酬を維持していたら、他の企業に流出してしまうからです。

インフレになって支出が増えても、それ以上に収入が増えることになるため、大きな心配はいらないのです。

インフレというのは住宅ローン利用者にメリットの方が多い

なぜなら、住宅購入はすでに物価上昇前に済んでいるからです。

たしかに、マンション管理費、修繕積立金、リフォーム費用などのランニングコストはインフレによって高くなりますが、その分収入も増えているため、収入に対しての支出の割合は大きく変わらないのです。

しかし、購入した住宅の価値はインフレによって高くなっているため、資産価値は増えているのです。

注意しなければならないのは、インフレによる変動金利の上昇と言えるでしょう。

インフレが過熱し始めるとそれを抑制するために、政府は政策金利を引き上げる施策を取ります。通貨の価値が下がるのがインフレなので、世の中に流通するお金の量を減らすことが目的になるのです。これが起きると住宅ローン金利が上昇することになります。変動金利であれば適用金利も上昇することになるため、毎月の返済額が増えることになります。

返済額の増加幅が収入の増加幅よりも少なければ問題はありませんが、バブル期並みの5%~7%の水準になってしまうとインフレによる収入の増加幅よりも、返済額が増加してしまう可能性が高いのです。

まとめ

  1. インフレによる物価上昇は、住宅ローン利用者にはメリットの方が多い
  2. インフレによる金利上昇は、住宅ローン利用者(変動金利利用者)にはリスクになる可能性がある

政府によって目論見通りにインフレが起こるのかどうかを予測することは経済の専門家でも難しい為、インフレが起きるかどうかを予想しようとするよりは

住宅ローンを検討している方が心がけるべきなのは

  • 少しでも金利が低い住宅ローンを選ぶこと
  • 余裕を持った返済計画を立てること
  • 繰り上げ返済によって早期の完済を目指すこと
  • 資産価値の高い家を選ぶこと

と言えるでしょう。

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住宅ローン人気ランキング   2017年1月最新情報

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