リフォームを考えているなら借り換えをすべき?
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- カテゴリ: 住宅ローン特集
- 作者: 住宅ローン比較
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リフォームを考えているなら借り換えをすべき?
数年前、数十年前に住宅ローンを組んで、そろそろ「家族が増えてきたから」「キッチンが古くなってきたから」「汚れが目立ってきたから」・・・様々な理由でリフォームを検討している方も少なくありません。このときにリフォーム資金が自分で用意できない、足りない場合に利用するのがリフォームローンです。
もし、仮にあなたがリフォームを検討していて、住宅ローンが以前のままであれば「リフォームローン」を利用する前に、「借り換え+リフォームローン」という合わせ技を使った方がお得になる可能性が高いのです。
「借り換え+リフォームローン」って何?なんでお得なの?
リフォームローンというのは、普通の銀行で借りる場合の金利は3.0%~4.0%が相場となっています。
例えば、みずほ銀行のリフォームローンは2014年11月時点で
- 最長15年
- 借入限度額500万円
- 変動金利:3.975%
- 固定金利10年以下:4.55%
- 固定金利10年以上:5.20%
となっています。
住宅ローンで0.5%とか、固定金利でも1.6%というような数字を見ているといかにリフォームローンが高い金利になっているかがわかるかと思います。
理由は簡単で、住宅ローンはその自宅を担保として返済が滞った場合に銀行側が売却して貸したお金を回収できるのですが、リフォームローンはリフォームをしたからと言ってリフォーム自宅に担保能力はないため、金利は高くせざるを得ないのです。
だから、3.0%~4.0%というような高い金利が設定されてしまうのです。
抜け道はある。住宅ローンの借り換え
しかし、最近では
「住宅ローンの借り換え」 + 「リフォーム資金の借入」
をした場合にはリフォーム資金も、住宅ローンと同じ金利で借りられるというサービスを提供している銀行がでてきているのです。
例えば、SBI新生銀行の場合
住宅ローン(住宅購入資金またはお借り換え資金)と同時にお申し込みいただくことで
リフォーム資金も、住宅ローンと同じ金利、同じ期間で借り入れが可能になっています。
さらに、リフォーム金額を物件の担保評価額に最大100%加えて借りることができるのです。
リフォームローンと借り換えでリフォーム資金を借入の比較
みずほ銀行のリフォームローンで例えば500万円を10年借りた場合
- 変動金利:3.975%
- 総返済額:6,067,581円
- 利息:1,067,581円
(2014年11月時点)
となりますが
SBI新生銀行に住宅ローンの借り換えをしたうえでリフォーム資金500万円を10年借りた場合
- 変動金利:0.880%
- 総返済額:5,225,058円
- 利息:225,058円
(2014年11月時点)
で済むのです。約80万円も利息の支払いが安くなる計算になります。
さらに当然、住宅ローンの借り換えで返済額が減る可能性も高い為、その分もメリットと言えるのです。
まとめ
リフォームをするからといってリフォームローンで借りる前に
SBI新生銀行などの「借り換えでリフォーム資金も借りられる」住宅ローンに借り換えることを検討することが賢い方法と言えるのです。
リフォームを検討したタイミングで、住宅ローンの借り換えも検討してみてはいかがでしょうか?