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なぜネット銀行は低金利なのか?ネット銀行で借りて本当に大丈夫?徹底解説

なぜネット銀行は低金利なのか?ネット銀行で借りて本当に大丈夫?徹底解説

住宅ローンを選ぶときにまず気になるのが銀行の種類です。

真っ先に思い浮かべるのは駅前に行けばどこにでもある3大メガバンクの「みずほ銀行」「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」ではないでしょうか?次に千葉県なら「千葉銀行」、神奈川県なら「横浜銀行」など地銀のトップ銀行が身近な銀行として思い浮かびます。また、最近では20代~40代の方中心にATM手数料無料などで存在感を強めている「ネット銀行」が選択肢に入ります。しかし、これらを比べてみると圧倒的に「ネット銀行」が低金利であることがわかります。

ネット銀行が一番低金利の事実

menber128 128

2014年12月時点の変動金利を見てみると

[ネット銀行]
  • イオン銀行:0.57%
  • ソニー銀行:0.589%(頭金1割超で0.539%)
  • 住信SBIネット銀行:0.65%
  • SBI新生銀行:0.88%
[メガバンク]
  • みずほ銀行:0.975%~1.275%
  • 三菱UFJ銀行:0.975%~1.175%
  • 三井住友銀行:0.975%~1.175%

となっています。

すでにこの状態でネット銀行の変動金利の方が0.4%~0.5%ほど低金利なのですが

メガバンクの場合は保証料で金利に0.2%プラスされてしまいます。ネット銀行の場合は保証料は0円です。

しかも、メガバンクの変動金利というのは「0.975%~1.275%」と自己資金の割合や審査の結果によって幅があるため、さらに高い金利が適用される可能性もあるのです。

つまり、

ネット銀行のイオン銀行で0.57%

だとしても

メガバンクのみずほ銀行の場合、保証料込で最悪1.475%

になってしまう可能性があるのです。これは同じ変動金利です。

仮にこの条件で金利変動なく、35年3000万円の借入をしたとしたら総返済額は

  • ネット銀行のイオン銀行 : 33,099,035円
  • メガバンクのみずほ銀行 : 38,425,124円

と500万円以上もネット銀行が安い結果になるのです。

なぜ、同じ銀行で同じ変動金利でこれほどまでに金利の違い、返済額の違いが出てくるのでしょうか?

ネット銀行が低金利の理由

ネット銀行が低金利の理由を説明する前にネット銀行とメガバンクの違いについておさらいです。

メガバンク
  • 日本全国の市区町村に存在。全国展開している。
  • 三菱UFJ銀行773店、三井住友銀行645店、みずほ銀行507店
  • 営業時間は午後3時まで
ネット銀行
  • 店舗は持たず本社機能のみ。集客やサービス提供はウェブ上で行う。
  • インターネットなので24時間営業

上気のような違いがあります。

店舗数が違うということは、銀行を運営するためのコストが大きく違うということになるのです。

メガバンクにあって、ネット銀行にないコスト

  • 店舗の不動産賃料
  • 店舗にいる人員の人件費
  • 店舗の光熱費
  • 店舗に置くパンフレットやリーフレットのデザイン費、印刷費
  • 銀行の明細や変更届などの郵送物
  • ・・・

などがあります。

特に大きいのは不動産賃料と社員の人件費です。
メガバンク「三菱UFJ銀行」とネット銀行「イオン銀行」を見てみると

三菱UFJ銀行37,527人 vs イオン銀行870人

約500倍の人数がいるのです。

当然、メガバンクはネット銀行の500倍の人件費が必要になり、店舗数分の賃料が必要になり、銀行運営のコストがネット銀行とは比べ物にならないことがわかります。

コストが高いということは、その分を販売している金融商品(預金やローン)に転嫁しなければなりません。

その結果として

  • 定期預金などの預金金利はネット銀行の方が高金利に
  • 住宅ローンなどのローン金利はネット銀行の方が低金利に

なってしまうのです。

さらに言えば、ネット銀行の場合は24時間営業で顧客をウェブ上から集めていますが、メガバンクの場合は15時には営業時間が終了してしまいます。もちろん、今ではメガバンクもインターネットからの申込みは可能ですが、メガバンクの場合はネットを使わない年配の方の利用が多く、機会損失も大きいのです。

つまり、ネット銀行とメガバンクを比較すると

ビジネス構造的にネット銀行の方が低金利になってしまうことになるのです。

住宅ローンを比較検討する際にはネット銀行を重視して選ぶということが間違っていないということになります。

しかし、多くの方は「ネット銀行って信頼できるの?」と考えてしまいます。

たしかに、駅前にある、子供のころからなじみのあるメガバンクと比較して、最近できた銀行って大丈夫かな?と思ってしまうのは致し方ありません。

では、ネット銀行で住宅ローンを利用して本当に大丈夫なのでしょうか?

「ネット銀行で住宅ローンを利用して本当に大丈夫」と感じる人は大きな勘違いをしています。

「大丈夫?」という心配は「つぶれてしまうんではないか?」という心配だと思いますが・・・

預金をしているのであれば、銀行がつぶれてしまうとペイオフの1000万円以上のお金は戻ってきません。

この場合は、銀行の経営状態や信用をじっくり比較検討する必要があります。

しかし、

住宅ローンというのはお金を借りている方なのです。

借りた銀行が仮につぶれても何のダメージもないのです。

残念ながら、住宅ローンを利用していて借りていた銀行が破たんした場合に残りの債務がチャラになるわけではありませんが、他の銀行に債権が移るだけなのです。

つまり、住宅ローンを比較検討する際に銀行の信頼性というのは度外視して構わないということです。

まとめ

住宅ローンを選ぶときにメガバンクとネット銀行を比較すると

全国展開していて家賃や人件費がネット銀行の100倍以上になってしまうメガバンクは、住宅ローンの金利も高く設定せざるを得ないのです。

結果として、ネット銀行の住宅ローン金利の方が半分以下の低金利になるのです。

また、住宅ローンの場合は住宅ローン利用者はお金を借りている立場なので、利用している銀行が倒産したとしても、ダメージはないという事実があります。

つまり、

住宅ローンを比較検討する際にはネット銀行の方が断然お得ということです。

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0.430%
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ランキングアイコン2位住信SBIネット銀行 住宅ローン
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ランキングアイコン3位ソニー銀行 住宅ローン
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