店舗で相談できるネット銀行の低金利住宅ローンがある!?
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- カテゴリ: 住宅ローンサービス分析
- 作者: 住宅ローン比較
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店舗で相談できるネット銀行の低金利住宅ローンがある!?
「ネット銀行の住宅ローン」というと、「低金利」というポジティブなイメージがあると同時に「店舗がなく対面で相談できないから不安」「対応が悪そう」というネガティブなイメージを抱いて、不安を感じてしまう方も多いようです。
今回は、店舗で相談できるネット銀行の低金利住宅ローンを紹介します。
住宅ローンの比較検討で重視するのは「対面」「信頼性」!?
マイボイスコム株式会社が2017年4月1日~5日に行ったアンケート調査の結果を見ると
「住宅ローン」に関するインターネット調査/2017年
住宅ローン借入時の参考情報(n=10,962件)
出典:マイボイスコム株式会社
https://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/22512/index.html
1位:住宅販売会社・不動産会社の店頭や担当者 22.2%
2位:金融機関の店頭や担当者 21.8%
3位:住宅ローンの貸付をしている機関のWebサイト、公式アカウントなど 10.0%
と、なっています。
これだけ、インターネットが普及した現在であっても
人生で最大の買い物である「住宅購入」「住宅ローン」の相談には
店頭や担当者といった「対面で話せること」「信頼できる人からの情報」が重視されているということがわかります。
同じ調査の「住宅ローン借り入れ機関の利用理由」を見てみると
- これまでの実績と安定性という現実的な話と会社とのつながりを密接にするためという人間関係の面で選択した。(男性25歳)
- 手数料、提携住宅ローンであること、優遇期間経過後の優遇率。(男性38歳)
- 金利がやすい。一部繰り上げ返済の手数料が無料。(男性39歳)
- 給与振り込みの口座からの引き落としが可能だったから。(男性51歳)
- 不動産会社との提携で、ずっと金利の優遇が受けられるから。(女性29歳)
- 丁寧な対応で親身になって相談に乗ってくれる。(女性39歳)
- 会社のメインバンクだったので他に選択肢が無かった。(女性47歳)
- 忙しくて金融機関に行くのが負担だったので、ネットで手続きできる金融機関を選んだ。(女性55歳)
つまり、
- 低金利、忙しくで行くことができない → 「ネット銀行を選ぶ」
- 実績、安定性、親身に相談、人間関係 → 「都市銀行、地方銀行を選ぶ」
大きく分けると2つの考え方があることがわかります。
ネット銀行は低金利で手間もないけど、対面で相談できないから不安
これが、多くの住宅ローンを検討する方の本音なのではないでしょうか。
実は、この考えを覆す住宅ローンが登場しているのです。
それが「住信SBIネット銀行/MR.住宅ローンREAL」です。
住信SBIネット銀行/MR.住宅ローンREALとは?
住信SBIネット銀行とは
三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で出資するネット銀行です。
住信SBIネット銀行の住宅ローンも
三井住友信託銀行のネット専用住宅ローンを住信SBIネット銀行が販売する
という形式をとっています。
住信SBIネット銀行の「ネット専用住宅ローン」の金利は
2023年10月最新情報変動金利(保証料、金利優遇込)
0.320%
自己資金2割以上:
借り換え:0.299%ですので、ネット銀行の中でも、1位、2位を争う低金利となっています。
しかし、「ネット専用住宅ローン」という名称を見てもわかる通りで、「ネット専用住宅ローン」はインターネット経由でしか申し込めないのです。これは他のネット銀行も同様です。
そこで、住信SBIネット銀行では、対面で相談できる低金利の住宅ローンとして
対面専用の住宅ローン「MR.住宅ローンREAL」
を開発したのです。
住信SBIネット銀行には本社はあっても店舗はありませんから、店舗を持つ「銀行代理業者(金融庁から銀行代理業の認可されている業者)」の店舗で販売する形をとっています。
「MR.住宅ローンREAL」の取り扱い店舗
住信SBIネット銀行専属銀行代理店
SBIマネープラザ
- 横浜・新宿・秋葉原・大宮・大阪・名古屋・浜松・福岡
ARUHI
- 六本木・銀座・池袋・横浜ランドマークタワー・大阪・札幌・仙台・鹿児島・東京ローンセンター・たまプラーザ
「ARUHIって、フラット35を販売しているところじゃないの?」
はい。
ARUHI(アルヒ株式会社)は、全国に約150店舗を持ち、店舗を中心にフラット35を販売している住宅ローン専門金融機関です。
元々、アルヒ株式会社の旧社名がSBIモーゲージ株式会社だったことからもわかる通りで、親会社はSBIホールディングス株式会社であり、SBIグループなのです。
ARUHI(アルヒ株式会社)にとっては、フラット35を販売するための店舗ですが、全期間固定金利のフラット35以外に「変動金利を検討している」というニーズも出てきます。そのニーズに対応するために、変動金利が低金利の「MR.住宅ローンREAL」を扱うことになったのです。
「MR.住宅ローンREAL」は低金利のままなの?
「対面で販売するということは、それなりに店舗運営のコストがかかってしまうので、金利が『ネット専用住宅ローン』よりも、高くなってしまうのでは?」
という疑問を感じる方もいるかと思います。「MR.住宅ローンREAL」の商品スペックを見てみます。
2017年9月時点の金利比較
金利タイプ | 借入期間 | ネット専用住宅ローン | MR.住宅ローンREAL | |
---|---|---|---|---|
変動金利 | (-) | 0.444% | 0.444% | 同じ |
通期引下げプラン | (2年) | 1.130% | 1.050% | -0.080% |
通期引下げプラン | (3年) | 1.130% | 1.050% | -0.080% |
通期引下げプラン | (5年) | 1.170% | 1.110% | -0.060% |
通期引下げプラン | (7年) | 1.040% | 1.010% | -0.030% |
通期引下げプラン | (10年) | 1.040% | 0.990% | -0.050% |
通期引下げプラン | (15年) | 1.320% | 1.280% | -0.040% |
通期引下げプラン | (20年) | 2.260% | 2.250% | -0.010% |
通期引下げプラン | (30年) | 2.250% | 2.300% | +0.050% |
通期引下げプラン | (35年) | 2.330% | 2.410% | +0.080% |
当初引下げプラン | (2年) | 0.350% | 0.350% | 同じ |
当初引下げプラン | (3年) | 0.450% | 0.450% | 同じ |
当初引下げプラン | (5年) | 0.460% | 0.460% | 同じ |
当初引下げプラン | (7年) | 0.640% | 0.640% | 同じ |
当初引下げプラン | (10年) | 0.640% | 0.640% | 同じ |
当初引下げプラン | (15年) | 0.920% | 0.920% | 同じ |
当初引下げプラン | (20年) | 0.980% | 0.980% | 同じ |
当初引下げプラン | (30年) | 1.200% | 1.200% | 同じ |
当初引下げプラン | (35年) | 1.280% | 1.280% | 同じ |
「変動金利」「当初引下げプラン」では、まったく同じ金利が採用されています。
「通期引下げプラン」も、MR.住宅ローンREALの方が全体的に低金利設定です。
また、「ネット専用住宅ローン」の大きな魅力である
全疾病保障無料付帯は「MR.住宅ローンREAL」にも付帯されているので心配ありません。
「MR.住宅ローンREAL」は
店舗・対面で相談できるネット銀行仕様の低金利住宅ローン
と言えるのです。
店舗では、どのような相談ができるの?
SBIマネープラザの場合
という相談が可能です。
SBIマネープラザに限らず、どの店舗でも
- 疑問に対する回答
- 返済シミュレーション
- 資金計画
- ライフプラン
- 借入までの流れ
- 借り換えメリット
- 審査に対する不安への回答
などが可能になります。
下記は、SBIマネープラザの営業時間と定休日ですが
土日に相談できる店舗もあります。
「低金利の住宅ローンを検討している。
ただ、対面で相談できないネット銀行は不安だ。」とお考えの方は
住信SBIネット銀行「MR.住宅ローンREAL」を検討してみてはいかがでしょうか?