フラット35より低金利の固定金利「ARUHI スーパーフラット」に注目!
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- カテゴリ: 住宅ローンサービス分析
- 作者: 住宅ローン比較
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フラット35より低金利の固定金利「ARUHI スーパーフラット」に注目!
「フラット35より、低金利の固定金利なんて本当にあるの?」
あります。今回は、ARUHIが提供している「ARUHI スーパーフラット」という住宅ローンプランについて解説します。
「ARUHI スーパーフラット」とは?
ARUHI スーパーフラットとは
ARUHI スーパーフラットは、【フラット35】(保証型)を用いたARUHI独自の商品であり、従来のフラット35よりも低金利で利用できる住宅ローンプランのこと
を言います。
どのくらい金利が違うのか?
つまり、
「団信不加入」「借入期間35年」「自己資金:1割超」だったとした場合
- 「ARUHI フラット35」金利:年1.150%
- 「ARUHI スーパーフラット8」金利:年0.970%
- 「ARUHI スーパーフラット9」金利:年1.020%
と、「ARUHI スーパーフラット」の金利が「ARUHI フラット35」よりも低金利になっているのです。
もちろん、どちらも「全期間固定金利」です。
「ARUHI スーパーフラット8」金利:「ARUHI フラット35」金利 - 0.18%
「ARUHI スーパーフラット9」金利:「ARUHI フラット35」金利 - 0.13%
と金利が低金利になるのです。
「ARUHI スーパーフラット」は、「ARUHI フラット35」と同じ全期間固定金利でありながら、0.13%~0.18%も金利が低金利になる住宅ローンプランである
と言えます。
「ARUHI フラット35」の金利は、住宅金融支援機構が決めた最低金利です。
ということは
「ARUHI スーパーフラット」は、多くの銀行が提供する「フラット35」よりも、0.13%~0.18%も金利が低金利になる住宅ローンプランである
と言えるのです。
なぜ、「ARUHI スーパーフラット」は住宅金融支援機構の決めた「フラット35」金利よりも低金利で販売できるのか?
理由その1.【フラット35(保証型)】を採用している方
多くの銀行がフラット35を販売するときに採用しているのが【フラット35(買取型)】です。
「ARUHI スーパーフラット」でARUHIが採用しているのが【フラット35(保証型)】です。
【フラット35(買取型)】と【フラット35(保証型)】の違いが、フラット35の金利設定に影響を与えているのです。
【フラット35(買取型)】の仕組み
銀行や金融機関が販売したフラット35という住宅ローンの債権を住宅金融支援機構が買い取る仕組み
【フラット35(保証型)】の仕組み
銀行や金融機関が販売したフラット35で返済がされない場合に、住宅金融支援機構が代位弁済(代わりに支払う)「債務の支払いの保証」を行う仕組み
という違いがあります。
もっと簡単に言えば
【フラット35(買取型)】は、銀行や金融機関がフラット35を販売して、住宅金融支援機構に売却するだけの仕組みなので、銀行は販売代理店という機能になり、売却後の債権者は住宅金融支援機構になります。
買取前提ですので、住宅金融支援機構があらかじめ「金利をこの範囲内にしてくださいね。」と決めているのです。
一方、【フラット35(保証型)】では、債権者はあくまでも銀行や金融機関であり、住宅金融支援機構は保証会社としての機能になります。
そのため、住宅金融支援機構があらかじめ「金利をこの範囲内にしてくださいね。」と決めているわけではなく、銀行や金融機関が決めることができるのです。
フラット35を販売する300社を超える金融機関が採用しているのは【フラット35(買取型)】であり、【フラット35(保証型)】を販売しているのは
- アルヒ株式会社
- 日本住宅ローン株式会社
- 財形住宅金融株式会社
の3社しかありません。
金融機関にとっては、【フラット35(保証型)】はリスクが高いのです。ただし、【フラット35(保証型)】はリスクが高い反面、金利を自由に設定できるメリットがあります。
これを利用したのが「ARUHI スーパーフラット」なのです。
理由その2.通常のフラット35よりも条件を厳しく設定している
フラット35の利用条件
商品名 | 融資比率 | 返済負担率 |
---|---|---|
フラット35 | 住宅購入価額10割以下 | 30%以内(400万円未満)/35%以内(400万円以上) |
ARUHI スーパーフラットの利用条件
商品名 | 融資比率 | 返済負担率 |
---|---|---|
ARUHI スーパーフラット8 | 住宅購入価額8割以下(残り2割は手持金) | 30%以内(400万円未満)/35%以内(400万円以上) |
ARUHI スーパーフラット9 | 住宅購入価額9割以下(残り1割は手持金) | 20%以内 |
ARUHI スーパーフラット借換 | 住宅購入価額10割以下 | 30%以内(400万円未満)/35%以内(400万円以上) |
となっています。
つまり、
- 「自己資金が2割以上」という条件が加わる → ARUHI スーパーフラット8が利用可能
- 「返済負担率20%以内」という条件が加わる → ARUHI スーパーフラット9が利用可能
- 「借り換え」という条件が加わる → ARUHI スーパーフラット借換が利用可能
となっています。
通常のフラット35よりも、融資条件を厳しく設定することで「貸し倒れリスク」を抑えて、通常のフラット35よりも低金利の商品設計が実現できているのです。
「ARUHI スーパーフラット」は「フラット35S」「フラット35リノベ」バージョンもある!
「ARUHI スーパーフラット」には
- ARUHI スーパーフラットS
- ARUHI スーパーフラットリノベ
と、フラット35の低金利プランにも対応しています。
まとめ
フラット35を検討しているのであれば、全期間固定金利というメリットは変わらずより低金利の「ARUHI スーパーフラット」を利用すべきです。
「ARUHI スーパーフラット」が利用できるかどうか?条件を再度確認してみることをおすすめします。