住宅ローン審査に時間がかかるリスク
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- カテゴリ: 住宅ローン審査
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローン審査に時間がかかるリスク
住宅ローンの審査に時間がかかるとどんなマイナスがあるのでしょうか?ここでは、住宅ローン審査の審査時間とリスクの関係について解説します。
住宅ローンの金利は、融資実行時の金利
一般的な住宅ローンの場合、審査時間は2週間から2ヶ月と言われています。平均的には1ヶ月半前後といったところですが、何が問題かというと住宅ローンの審査が長引いてしまうと、金利が月をまたいでしまうため、大きく変動してしまうリスクがあるのです。
特に変動が大きいタイミング
1ヶ月ぐらいならほとんど変わらないんでは?と思われた方もいるかと思いますが、実際に多くの場合は大きく金利は変動しませんが、「日銀の国債買い入れ発表」などの大きな政治的トピックがあると、そのあとの月は金利が大幅に動く可能性があるのです。
実際に、2013年のフラット35の金利は、5月1.81%から6月2.03%に増加しました。
例えば、5月に申し込んで、融資実行が5月だった場合と6月だった場合で総返済額は
3000万円 35年
- 5月金利適用 40,521,036円
- 6月金利適用 41,933,361円
と140,7675円も違ってきてしまうのです。
同じ5月1日に申し込んだとしても、3週間で審査通過するところと、1ヶ月半かかるところでは、140万円もの総返済額の差が発生してしまっているのです。もちろん、逆に金利が下がって得をするケースもありますが、総返済額が増えてしまうことの方がライフプランを崩してしまうため、リスクが大きいと言えるでしょう。
大きな政治的変動があるタイミングでは、審査時間の短い住宅ローンを選ぶのも賢い方法と言えます。