住宅ローンが払えない場合の対策
- 詳細
- カテゴリ: 住宅ローン払えない
- 作者: 住宅ローン比較
- 参照数: 1574
住宅ローンが払えない場合の対策
住宅ローンが払えない場合にはどうすれば良いのでしょうか?ここでは住宅ローンが払えない場合に考えられる対策について解説します。
1.支出を減らす
収入を増やすことよりも、支出を減らすことの方が簡単です。
すでに支出を減らす努力はしているという方も、今一度節約できる方法がないかを再検討して支出を減らしましょう。
とくに車をお持ちである場合には、ガソリン代、駐車場代、保険料、税金・・など様々な支出、とくにランキングコストが発生してしまうので、売却することを考えましょう。
ランキングコストから削っていくことが重要なのです。
自動車関連費用、通信費、光熱費、新聞図書費など減らせる固定費を減らしましょう。
2.収入を増やす
収入を増やすことで住宅ローンを払い続けることも可能になります。
- 土日などを利用して、本業以外の副業をする
- 奥さんが専業主婦なら、パートをしてもらう
- クラウドワークスなどウェブの内職をする
など、収入を増やす方法というのはそれなりにあるのです。
ただし、「転職して収入を増やす」「投資をして収入を増やす」という選択はおすすめできません。現状が著しく低い場合を除いて、転職で収入が増えるケースというのは決して多くないからです。また、損をするリスクのある投資で増やすというのは間違った判断です。
3.毎月の返済額を減らす
住宅ローンの支払いが苦しい場合には、毎月の返済額を減らすという方法もあります。
住宅ローンの返済期間を延ばすことができれば、毎月の返済額は少なくて済むのです。
現在、借り入れ中の銀行と相談した結果、返済期間の延長ができないというのであれば、別の銀行の住宅ローンで返済期間を長めにして借り換えるという方法もあります。
毎月の返済額が減れば支払いも楽になるはずです。
4.生命保険を解約する
民間の住宅ローンに加入していれば、「団信」は強制加入です。
「団信」に加入していれば契約者が死亡した場合には、マイホームの住宅ローンは返済が免除され、遺族のものになります。
遺族の今後の住居費は「団信」で担保できるのです。それ以外の生活費などはあきらめる必要がありますが、生命保険を解約することで費用をねん出する方法もあります。
5.他の借金返済が苦しい場合は債務整理をする
住宅ローン以外に借金があることが理由で、その返済のために住宅ローンの返済をしなければならないとう方もいるはずです。
この場合には債務整理をすることで借金を減額することが可能です。
債務整理の種類
任意整理
債権者と弁護士が個別に相談して返済可能なラインに返済期日見直す、減額を交渉する方法です。住宅を手放す必要はありません。
自己破産
裁判所に申請して、認められれば借金がゼロになります。ただし、住宅は手放す必要があります。
個人再生
裁判所に申請して、3年で完済できるラインに借金を減額します。住宅は手放す必要はありません。
6.親や兄弟に一時的にお金を借りる
住宅ローンを借りるために、カードローンなど金利の高いローンでお金を借りるという方法は本末転倒です。
より返済が苦しくなるだけです。
唯一考えられる方法としては、金利なしで親や兄弟から借りることができるならば、一時的にお金を借りてそれで返済できているうちに前述したような対策を取るということです。
それ以外のケースで住宅ローン返済のための借金はしてはいけません。
まとめ
住宅ローンが払えない場合の対策はいくつもあります。
払えない状態で滞納を続けてしまうと、最悪の場合、差し押さえ→競売→マイホームを手放すということになりかねません。
返済継続がどうにもならない状態になる前に対策を取ることが重要です。