消費増税法案:衆院通過で住宅ローン減税も
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- 作者: 住宅ローン比較
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消費増税法案:衆院通過で住宅ローン減税も
2012/6/26 毎日新聞
購入時に消費税に加え、自動車取得税などがかかる自動車の「二重課税」問題も継続協議となる。税率引き上げ前後に駆け込み需要や反動減が予想される住宅販売についても、住宅ローン減税の拡充など購入時の負担軽減策を今後検討する。
◇消費増税 敬遠の流れ
現在の消費税は、自民党の竹下登政権時代の89年に導入した。それまでにも大平正芳政権の78年と中曽根康弘政権の87年にそれぞれ「一般消費税」「売上税」の構想が浮上したが、世論の猛反発を浴びて実現しなかった。竹下政権で提案した消費税は、過去の構想で掲げた税率5%を3%に抑えるなどしたほか、所得税などの減税を先行させることで合意を得て、ようやく導入にこぎ着けた。
非自民の細川護熙政権下の94年2月、細川首相が唐突に国民福祉税導入を発表したが、税率7%を「腰だめの数字」などと説明して批判を浴び、すぐに撤回。その後、自社さ政権で旧社会党が消費増税を容認。橋本龍太郎政権の97年4月に消費税率を3%から5%に引き上げた。
住宅ローン比較ラボ編集部コメント
増税の反動需要が予測される住宅ローンで、住宅ローン減税の拡充など購入時の負担軽減策を今後検討というのは、ある程度確実性のある話ではないだろうか。ただし、増税分よりも住宅ローン減税が上回ることはないのではないだろうか。