2013年1月の金利動向
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- 作者: 住宅ローン比較
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2013年1月の金利動向
2013/1/2
2013年1月の金利が各銀行から発表されています。昨年末の政権交代の影響で、円高、株価の高値が続く中、住宅ローンの金利はどうなっているのでしょうか?
まず、目を引くのがフラット35の金利が15年~20年で1.66%、21年~35年で1.99%と0.14%ほどの上昇を示していること。これはつまり、基本的な金利は上昇傾向といえる傾向です。
しかしながら、ほかの民間金融機関の住宅ローンは結構ばらつきがあります。住信SBIネット銀行は、ほぼ横ばい、SBI新生銀行は当初5年固定、10年固定の金利を0.05%引き下げ、ソニー銀行は変動金利をさらに引き下げました。ネット銀行ではない、大手都市銀行は、三菱UFJ銀行が10年固定0.05%引き上げ、みずほ銀行も同様に10年固定0.05%引き上げと、昨年12月に引き下げた10年固定を多少引き上げに入っています。
傾向としては、住宅ローン金利が上昇傾向にあるのは、間違えありません。もちろん、今後安倍政権の景気対策がどこまで成功をおさめられるか、次第ですが、今は期待値だけで上昇の傾向がでてきています。しかし、増税前の駆け込み需要を狙っているネット銀行は、さらに熾烈なサービス競争に入り、借換えの変動金利をさらに引き下げたソニー銀行や、新しいサービスを出したSBI新生銀行、キャンペーンを強化して短期の当初固定を強めている住信SBIネット銀行などが一段とサービス強化にのりだしています。
利用者としては、減税の方針も決まっていない中、非常に迷う時期だと思います。今年は、ニュースに対するアンテナを強化して、住宅ローンの最も賢い借りどきを見逃さないようにしましょう。