急な出費、出産、退職、転職、入院、介護など住宅ローン返済の将来の不安への対応
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- カテゴリ: 住宅ローン比較最新ニュース
- 作者: 住宅ローン比較
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急な出費、出産、退職、転職、入院、介護など住宅ローン返済の将来の不安への対応
2013/2/1
住宅の購入は、一生の買い物であると同時に、長ければ35年もの期間、返済を続けていかなければならないローンです。35年間の間には、「出産、退職、転職、入院、介護・・・など」今は想定できない状況があるのは当然だと言えるでしょう。2012年の11月にSBI新生銀行が将来の不安に対して、対応できる新しい形の住宅ローンサービスをはじめているので、ご紹介します。
将来の急な出費に対応できる住宅ローン
将来の急な出費は、どんなものが想定できるのでしょうか?「転職によって、収入減少」「勤めている会社が倒産した。」「親が入院してしまって、入院費が必要」「子供が生まれて、教育費が想像以上にかかった。」「自分が入院して、保険も入っていたが、満額はもらえていない。」・・・など様々ケースがあります。
こういったケースでは、住宅ローンの毎月の返済が一時的に大きな負担になってしまいます。そんな時に、返済額を一時的に減額できるサービスが「SBI新生銀行のコントロール返済」というサービスです。SBI新生銀行のコントロール返済というサービスは、今まで一部繰上返済を行って、返済期間が短縮された場合に、短縮された返済期間の範囲で、毎月の返済を利息のみの支払いにおさえることができるサービスです。
毎月の返済額の返済負担減額 シミュレーション
借入額2,500万円 金利 年1.0% 返済期間35年 元利均等(ボーナス返済なし)
借入日から1年後に100万円を繰上返済
→返済期間は約1年7ヵ月短縮
借入日から5年後に元本返済を1年7ヵ月お休み
→1年7ヵ月の間、毎月の返済額が70,571円から17,460円に
上記の例では、繰り上げ返済で短縮していた期間分、返済を約2割までに減らすことができます。不足の出費がある時は、返済額が2割まで減らせるのは大きなメリットと言えるでしょう。
また、この「コントロール返済」サービスは、繰り上げ返済で短縮できた期間分、利用が可能なため、「そんなに繰り上げ返済できるのかなぁ?」という方は、はじめから返済期間を想定よりも長くしたり、繰り上げ返済分の予算を頭金から除いて準備しておけば、賢く利用することが可能になるでしょう。最近では、ボーナス返済を0円に設定して、ボーナスが入ったら繰り上げ返済をするという住宅ローンの利用方法が一般的になってきているため、特に負担もなく、利用できるサービスです。
ちなみに、繰り上げ返済は、早い時期に繰り上げ返済したほうが効果は絶大なため、できるだけ早く繰り上げ返済すれば、短縮できる期間がより短くになります。下記の表を見てもらえれば、毎年年1回の25万円の繰上げ返済だけでも、返済期間はトータルで5年も短縮できるのです。
年一回の繰り上げ返済額 | 返済の短縮期間 | 繰上げ返済なし利息 | 繰上げ返済時の利息 | 利息の軽減額 |
---|---|---|---|---|
250,000 | 5年短縮 | 3,288,000 | 2,601,000 | -687,000 |
500,000 | 8年6ヶ月短縮 | 3,288,000 | 2,151,000 | -1,137,000 |
750,000 | 10年8ヶ月短縮 | 3,288,000 | 1,833,000 | -1,455,000 |
1,000,000 | 12年8ヶ月短縮 | 3,288,000 | 1,597,000 | -1,691,000 |
1,500,000 | 15年短縮 | 3,288,000 | 1,266,000 | -2,022,000 |
5年間分も、いつでも元本返済を「一時お休み」できることは、一生付き合っていく必要のある住宅ローンの返済では、大きな安心になるでしょう。SBI新生銀行では、無料の資料請求ができるため、まずは資料を取り寄せてより詳しいコントロール返済の概要を確認してみましょう。