住宅ローンの長期金利が低下する?
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- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンの長期金利が低下する?
2013/3/6
住宅ローンの長期間の全期間固定金利タイプが4月に向けてさらに金利が下がる可能性が高くなっている。これは、住宅ローンの長期固定金利と連動する新発10年物国債利回りが急激に低下している方である。
この原因は、日銀が新体制を発足し、物価上昇のインフレターゲットを実現するために、金融緩和を今以上に強めて、国債の買いを加速させるという見方が強まっているからだ。インフレターゲットを実現するためには、市場にお金を供給する必要があり、そのための手段の一つとして国債の買いを入れる可能性が高いのだ。
住宅ローン利用者にとっては、長期の固定金利では、フラット35などの方が有利になってしまうが、この国債の利回りは当初10年固定の住宅ローンにも適用される。つまり、10年当初固定の住宅ローンの金利が下がる可能性が高いのである。日銀の金融政策も、チェックが必要である。