日銀金融政策により、住宅ローン金利最低水準更新の可能性
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- 作者: 住宅ローン比較
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日銀金融政策により、住宅ローン金利最低水準更新の可能性
2013/4/6
日銀の市場の予想を超える資金供給が連日話題になっている。その影響は住宅ローンの金利にも展開されそうだ。
特に日銀が国債を大量に買い入れたことで、国債の長期金利が下がっているのだ。3月時点でも9年ぶりの低水準で、各銀行の住宅ローンも15年以上の長期固定金利で金利の低下が見られた。
さらに日銀の資金供給の具体案が提示されたことによって、この長期金利の低下がさらに加速すると思われている。主戦場は住宅ローンの10年当初固定金利になってくるだろう。昨年12月にも、メガバンクが足並みを揃えて1.3%に金利を下げた10年当初固定金利ではあるが、ネット銀行もそれに続いて金利を下げてきている。
この10年当初固定金利も、実は国債の長期金利に連動している。今年2月の住宅ローンの金利タイプの構成比では、変動金利から期間選択型の固定金利に利用者が動いてきている。4月以降は、各銀行とも10年当初固定金利の金利の設定とサービスの強化が進んでくるだろう。