住宅ローンと景気動向
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- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンと景気動向
2013/4/8
アベノミクスの話題でニュースは株価上昇や円安など、景気の良さそうな状況になってきている。住宅ローンは一体どうなってしまうのか?景気は本当に回復するのだろうか?
住宅ローンの金利は最低を更新するかもしれない
10年以上の住宅ローン金利が連動する新発10年物国債利回りの定価が著しい。4月5日には一時0.315%という史上最低金利を記録した、今後も0.4%台をキープできれば、まだ住宅ローンの金利は下がると予測されている。特に10年固定金利は、昨年10月にかけて大手都市銀行が足並みを揃えて1.3%に大幅に引き下げた、あとを応用にネット銀行はそれ以上の低金利で攻勢をかけていた。これがさらに加速すると予測されている。
日銀が資金供給を決めた結果、当たり前だが国債の利回りは下がったのだ。
景気は、本当に良くなるのか?
ポイントは、日銀が市場に出す目的で銀行に供給した資金が企業に周り、一般市民に回るのか?ということである。しかし、変動金利が連動する短期プライムレートは、すでに過去最低水準を維持し、長期プライムレートは、0.1%台半ばとゼロに近い水準のままであるのだ。このプライムレートというのは、銀行が企業に貸す金利である。金利はこれ以上下げられない中で、企業は銀行から借りるのだろうか?
デフレからの脱却は、この銀行の企業への貸出が増えるか、どうかにかかっていると言い換えてもいいだろう。裏を返せば、住宅ローンの変動金利もそうやすやすと上げられないのである。なぜなら、住宅ローンの変動金利はこのプライムレートに連動するからである。プライムレートを上げてしまえば、さらに市場にお金がまわらなくなってしまうのだ。
直近数年の間は、変動金利も固定金利も低下、もしくは維持の色合いが強くなっている。