マンションの発売戸数前年対比2割増加
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- 作者: 住宅ローン比較
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マンションの発売戸数前年対比2割増加
2013/7/17
不動産経済研究所が公表したマンションの発売戸数は、6月の首都圏マンションが4888戸の発売となり、前年比22%の増加となった。さらに注目したいのが契約率で81.6%と高い水準を機ぷしている。
増税前の駆け込み需要を狙い、不動産業者の攻勢が続く
消費増税前の駆け込み需要に対して、政府の需給バランスの調整である減税枠拡大や現金給付のかいもなく、不動産会社にとってマンション供給・販売を強化する戦いが続いている。
供給戸数だけが増加して、契約、つまり売れていなければ駆け込み需要は起こらないのだが、70%を超えればよいと言われている契約率も81%と高い水準をキープしている。
6月時点でこの状況であれば、年末、来年の1月~3月にかけては、発売戸数の上昇は120%程度ではおさまらないだろう。
住宅購入を検討している方はどうすればいいのか?
では、住宅購入を検討している方はどうふるまえばいいのでしょうか?
編集部が考える方法としては、消費税増税前に買うのか、後に買うのか?を決めてしまうことが重要です。
消費税増税前に買いたいのであれば、迷っている暇はなく、早ければ早いほど、お得になると言えるでしょう。なぜなら、この上昇傾向は、ほぼ確実に来年3月まで続き、それにともなって、販売価格の水準も、駆け込み需要とともに増加することが考えられるからです。
後に買うと決めた方は、ゆっくり駆け込み需要が終わるのを待ちましょう。作りすぎた売れ残り物件を狙うのも良いでしょう。
一番ダメなのは、優柔不断な時期が続き、多くの人と同じ駆け込み需要のタイミングで買ってしまうことです。一番高い時期に買うことになってしまうでしょう。