住宅ローンの消費増税に関する意識調査
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- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンの消費増税に関する意識調査
2013/8/23
東新住建が行った住宅ローンの消費増税に関するアンケート調査をご紹介したい。
消費増税について
- 負担が増えるので増税前に購入をした方が良いと思う 33.02%
- 増税になっても住まいは一生の買い物なので増税後になってもかまわない 42.79%
- わからない 24.19%
住まいの購入に影響を及ぼす要素について
- 1位:消費税、2位:住宅ローン金利、3位:住宅ローン減税 31.16%
- 1位:住宅ローン金利、2位:消費税、3位:住宅ローン減税 29.77%
- 1位:住宅ローン金利、2位:住宅ローン減税、3位:消費税 14.88%
という結果になっている。
もちろん、正解はこれという性質のアンケートではないのであるが、編集部の見解としては大きく間違っていると行っていいだろう。
当サイトでは何度も言っている通り、消費増税と減税は、打ち消し合う形で制度が作られている。本来は、増税前と増税後では、誤差程度の違いしかないのである。
住まい購入の際に検討すべき項目は?
- 1位 住宅の資産価値
- 2位 住宅ローン金利
- 3位 返済計画
なのである。
住宅の資産価値への意識が非常に低いことが残念でならない。住宅ローンはいうまでもなく借金であり、購入金額の債務が購入時にのしかかる。しかし、住宅の価値は住んだ直後に中古物件になってしまうので、思いっきり価値が下がるのである。資産価値を意識せずに住宅を選んでしまったら、10年後には半額以下でしか売却できないほど資産価値が落ちていることも多々あるのである。
また、金利は当然のこととして、3番目に重要なのは返済計画である。繰り上げ返済を活用しながら何歳までに完済するのか、この計画がないのなら、住宅ローンを組むべきではない。
住宅ローンという一生に一度の大きな買い物だからこそ、正しい住宅購入の知識が必要なのである。