来月も住宅ローン金利引き下げが確実に
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- 作者: 住宅ローン比較
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来月も住宅ローン金利引き下げが確実に
2013/8/28
住宅ローンの金利引き下げが止まらない。5月末に国債金利の上昇に伴い、各銀行ともに10年当初固定を筆頭にした住宅ローンの固定金利を引き上げてきたが、8月には国債金利の低下が見られ住宅ローン金利が下がった。しかし、8月末時点でさらに新発10年国債利回りが0.7%とさらに下がってきたことを受け、各銀行とも9月の住宅ローン金利の引き下げに踏み切ることを発表したのである。
大手銀行は、三菱UFJ銀行が10年当初固定金利を1.7%から1.5%へ引き下げる。他のメガバンクも同様に10年当初固定金利を引き下げるものとみられる。
もちろん、10年当初固定金利だけでなく、ほかの固定金利も合わせて引き下げられると想定される。これは、固定金利を上げている間に、ネット銀行各社が変動金利を大きく引き下げ、変動金利のシェアが以前のように50%に近づいてきてしまい、大手都市銀行の押している10年当初固定金利のニーズが減ってしまったことも要因のひとつと考えられる。
消費税増税の駆け込み需要に向けて、大手都市銀行、ネット銀行、地方銀行を巻き込んだ金利引き下げ競争が起こり始めているのではないだろうか。