2013年8月住宅価格の最新動向
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- カテゴリ: 住宅ローン比較最新ニュース
- 作者: 住宅ローン比較
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2013年8月住宅価格の最新動向
2013/10/5
レインズ(REINS)が2013年8月の物件価格相場の平均価格を公表した。住宅ローンの金利も重要だが、住宅の価格の推移も重要である。今後の住宅購入、住宅ローン選びの際の基準になるため、参考にしよう。
8月のマンション物件価格(前年同月対比)(前月対比)
- 首都圏 2556万円 (前年対比+3.5%)(前月対比-0.6%)
- 東京 3093万円 (前年対比+4.6%)(前月対比-3.3%)
- 京阪神 1777万円 (前年対比+7.7%)(前月対比-0.6%)
8月の戸建て住宅物件価格(前年同月対比)(前月対比)
- 首都圏 3044万円 (前年対比-4.2%)(前月対比-6.7%)
- 東京 3777万円 (前年対比-10.1%)(前月対比-6.2%)
- 京阪神 1816万円 (前年対比-9.5%)(前月対比+2.0%)
8月の物件価格が発表された。着工戸数の伸び率も収まってきたと同時に、9月末までの契約で引渡しが過ぎても消費税5%適用という状況もあり、ディベロッパーとしては販売しきりたいという意向もあって、前月対比でマンション価格・戸建価格とも引き下がった状況となっている。とはいえ、マンションの価格は前年同月対比で4%前後増加している。これは住宅ローン購入検討者の駆け込み需要により、強気の価格設定ができることも要因と言える。逆に戸建の人気が少なくなっている。東京では昨年同月対比で1割も価格が下がるなど、マンションに需要を奪われている形となった。今後も増税まではこの傾向がなだらかに続くのではないだろうか。
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