繰り上げ返済を検討しています。期間短縮と返済軽減はどちらの方がいいですか?
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- カテゴリ: 教えて住宅ローンQ&A
- 作者: 住宅ローン比較
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繰り上げ返済を検討しています。期間短縮と返済軽減はどちらの方がいいですか?
繰り上げ返済を検討しています。期間短縮と返済軽減はどちらの方がいいですか?
毎月の返済に困っていないのであれば、期間短縮がお得です。
3000万円の借入 1%の金利 35年 10年後に100万円の繰り上げ返済の総返済額
繰り上げ返済なし : 35,567,700円
期間短縮 : 35,244,103円 (返済期間 35年→33年9ヶ月)
返済額軽減 : 35,409,940円 (毎月返済額 84,685円→81,469円)
という結果です。
100万円の繰り上げ返済をした場合、期間短縮で約32万円、返済額軽減で約16万円、総返済額が軽減できます。細かいようですが、軽減額は2倍も違うのです。もちろん、毎月の返済に苦慮されているようであれば、返済額軽減を選択すれば、3000円ほど毎月の返済額が低くなります。そうでないのであれば、迷わず期間短縮を選ぶべきでしょう。
また、期間短縮であれば、SBI新生銀行の住宅ローンを選ぶと、期間短縮した期間分は、住宅ローンの返済を一旦休止できる「コントロール返済」というサービスがあります。これは、急な転勤や会社の倒産、親の入院など、不測の事態によって収入減や支出増になってしまった場合、期間短縮をした期間は、いつでも返済を利息分だけにすることができるサービスです。だいたい毎月の返済額が4分の1ほどになります。
基本的には、迷わず期間短縮をすべきと覚えましょう。