借り換えメリットを試算すると680万円の返済額の削減ができます。借り換えすべきでしょうか?
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- カテゴリ: 教えて住宅ローンQ&A
- 作者: 住宅ローン比較
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借り換えメリットを試算すると680万円の返済額の削減ができます。借り換えすべきでしょうか?
フラット35の35年固定3%3000万円のローンで残りの期間が27年あります。借り換えのシミュレーションをした結果、金利が1.35%の変動金利で約680万円も、返済負担が軽くなるという結果でした。借り換えをすべきでしょうか?
借換えはすべきです。ただし、どの金利タイプで借り換えするかを検討する必要があります。現在はフラット35なので、別の金利タイプに借換えをした場合は、金利が上昇するリスクも一緒に引き受けることになります。そこも踏まえて検討しましょう。
一番安全なフラット35からフラット35への借換え
フラット35の固定金利タイプから、同じフラット35に借り換えることも可能です。この場合であれば、金利が2%前後になるため、これでも420万円ほどの削減効果があるのです。リスクは全くないため、借換えの諸費用を支払っても充分メリットがあるでしょう。
少しリスクのある10年当初固定金利への借換え
返済期間がまだ27年間残っています。つまり、10年当初固定の期間が終わっても17年間返済を続けなければなりません。この期間に金利が急上昇してしまったら、固定金利に借換えた方が安全と言えるでしょう。ただし、借り換えメリットも約600万ほどと大きいため、10年当初固定を選ぶ場合は、返済負担が軽くなった分を繰り上げ返済に回して、できるだけ短期間で完済できるようにするのが得策でしょう。
リスクのある変動金利への借換え
なんと、変動金利の一番最安値の0.88%に借り換えるとそれだけで860万円もの削減になります。また、SBI新生銀行のように、変動金利主体のネット銀行で借り換えの事務手数料が10万円と低いため、ほかのローンよりも、50万ほどお得になります。変動金利に借り換える場合も、この860万円と事務手数料が低い50万円の金額を繰り上げ返済に回すようにして、返済期間を短縮するのが一番のリスクヘッジです。