住宅購入最新アンケート結果。6割が不動産を「買い時」と回答!
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- カテゴリ: 住宅ローンアンケート調査結果
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅購入最新アンケート結果。6割が不動産を「買い時」と回答!
野村不動産アーバンネットが7月4~10日に行った調査によると、不動産について、「買い時」との回答が6割を超えた。「買い時だと思う」(14.0%)と「どちらかと言えば買い時だと思う」(46.4%)を合わせると60.4%で、2012年1月の前回調査から10.7ポイント増加した。
また、この60.4%の回答者に、その理由を聞くと、「住宅ローン金利が低水準」(77.3%)に続き、「消費税が引き上げられる可能性が高い」が上がった。回答率は58.6%で、前回調査から6.7ポイント増加した。
不動産の価格については、「横ばいで推移すると思う」の回答が47.2%と最も多く、前回比で3.7ポイント増加した。「上がると思う」の回答も13.1%と前回比で2.2ポイント増加した。
調査時期 : 2012年7月4日(水)~7月10日(火)
有効回答数: 2,178人
調査対象 : 不動産情報サイト「ノムコム」PC会員
調査方法: インターネット上でのアンケート回答
住宅ローン比較ラボ編集部コメント
消費税増税のメディアの露出と比例して、「消費税が引き上げられる可能性が高い」が半年前に比べて6.7ポイント増加という結果。意外に大きくは上昇していないんだなというのが率直な感想。
6割の方は、消費税増税=買い時と捉えている。また不動産価格が横ばい、もしくは上がると答えた方が合計で6割以上、不動産価格が上がる、横ばい以上であれば、増税前に購入するというのが自然な考え方なのだろう。
しかし、編集部の意見としては、今後の人口減、高齢化社会、と確実に不動産の需要が減る状況であり、震災などの天災のリスクも全国民が再認識した状況では、不動産価格が上がる、横ばいということはないのではないかと感じている。
もちろん、一概には言えずに、都心部の駅チカ物件や、エコ、耐震対策が整った物件であれば、不動産価格の上昇ということも考えられる。
今一度、住宅選びには慎重になるべきだろう。