太陽光発電のデメリット
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- カテゴリ: 太陽光発電
- 作者: 住宅ローン比較
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太陽光発電のデメリット
住宅購入時に太陽光発電システムの導入を検討している場合は、メリットだけではなく、太陽光発電導入のリスクやデメリットについても同時に検討する必要があります。
1.初期コストが高い
数年前と比較すると太陽光発電システムの導入コストはかなり安くなってきています。太陽光発電普及拡大センターによると平成25年の10月~12月には、新築での導入コストは38.5万円/kWhにまで価格が下がっているのです。それでも、一般的な家庭の場合3kWhぐらいですから、100万円強という費用は掛かってくるのです。車並の価格になってしまうため、決して安くはない投資と言えるでしょう。
2.天候に発電量が左右される
当然、太陽光発電システムは、太陽の光をエネルギーに発電する仕組みなので、曇りの日が多い年は発電量は少なくなってしまいます。天候による発電量低下のリスクがあるのです。
3.台風や地震などの自然災害で壊れる
台風や地震、最近増えている竜巻などが起こってしまえば、屋根に取り付けてある太陽光発電パネルも壊れてしまうリスクがあります。このリスクに対しては、保険(保障)を付けているメーカーや販売施工店もありますが、その保障内容は業者によってメーカーによってかなり差があるものになっています。天災のリスクも土地によって違うため、住む土地に合わせた保障というものが重要になってきます。
4.販売施工業者がつぶれてしまう
太陽光発電の販売施工業者というものは、全国に1000以上存在するのですが、太陽光発電自体が最近大きくなった市場であるため、「20年間メンテナンスします。」と言っていても、会社が倒産してしまうなどのリスクが当然あるのです。
5.システム故障の可能性もある
一般的にはソーラーパネルは20年、パワコン(パワーコンディショナー)は10年は持つと言われているものです。それでも、システムトラブル、機器の故障が発生してしまうリスクはゼロではないのです。
まとめ
太陽光発電の場合は、10年、20年と時間をかけて元を取るものです。そのため、発生しうるリスクも多く、システムトラブル、故障、天災、施工業者の倒産など様々なものが想定されます。
そのため、太陽光発電の販売施工業者を比較検討する際には見積もり金額も重要なのですが、それだけではなく、保障内容についてもきっちり比較検討する必要があるのです。