日照補償付きの住宅ローン!?太陽光発電設置住宅向け
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- カテゴリ: 太陽光発電
- 作者: 住宅ローン比較
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日照補償付きの住宅ローン!?太陽光発電設置住宅向け
太陽光発電の導入コストが年々下がり、補助金などの影響もあったため普及も進んできました。住宅ローンを提供している銀行の中でも、太陽光発電システム導入住宅向けの住宅ローン「日照補償付きの住宅ローン」というのが登場してきたのです。
今回は、りそな銀行が提供している「日照補償付きの住宅ローン(晴れたらいいね)」について解説します。
日照補償とは
太陽光発電システムというのは、太陽が出ているときにしか発電はされません。
これは当然ですが、よく理解していない方が多いのは、発電した電気はそのときに使うしかないということなのです。蓄電池という電気を貯めるシステムを導入していない限りは、「電気を貯める」ということができないのです。
そこで登場するのが「売電」という制度で、太陽光発電システムを使って発電したけれども、そのときに自宅では使い切れなかった電気を電力会社に売ることができるのです。
太陽光発電システムを設置する場合には
150万円の初期費用が発生して
年間5万円分の光熱費の削減 + 年間5万円の売電収入
があるため、年間10万円お得になります
。つまり、15年経てば元が取れる計算です。
といような収支シミュレーションを作って、購入するものなのです。
太陽光発電システムの相場でいえば、12年~13年で投資回収ができるのが一般的です。
しかし、上記はあくまでも理想状況の日照があった場合です。くもりの日が例年に比べて多かったりすれば、想定よりも発電できる時間が減り、発電量が減ってしまうため、節電額も、売電額も予想していたものよりも下がってしまうリスクがあるのです。
日照が予想よりも少なくて、予想したよりも発電できない場合のリスクに対応してくれるのが日照補償という保険なのです。日照補償は通常は保険会社や太陽光発電の設置業者が販売しているものですが、これを銀行が住宅ローンとセットにしたのが「日照補償付き住宅ローン」なのです。
りそな銀行の日照補償付き住宅ローン「晴れたらいいね」
りそな銀行の日照補償付き住宅ローン「晴れたらいいね」では、2つの特典を用意しています。
1.日照補償サービス
- 3年間無料で住宅ローンに付帯
- お住まいの地域、住宅ローンお借入れ時期に応じて、基準日照時間を決定
- 1年間の日照時間の実績が、基準日照時間を下回ると1時間当たり100円を補償金としてお支払い
という補償になっています。基準日照時間の設定次第でお得なのか?そうでないのか?は変わってきますが、東京2013年7月~9月の方の倍、1750時間となっています。この値を参考にハウスメーカーや太陽光発電業者が作ったシミュレーションと比較してみると良いでしょう。
2.太陽光発電システム費用も、住宅ローンとともに借入れ可能
太陽光発電システム費用は、年々安くなっているのですが、それでも一般的な住宅の場合150万円ほどの費用が必要になってきます。りそな銀行の日照補償付き住宅ローンの場合は、太陽光発電システムの設置費用分も、住宅ローンと一緒に借り入れが可能なのです。