住宅ローンを借りるまでの大きな流れ
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの基礎知識
- カテゴリ: 住宅ローン申込までの流れ
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンを借りるまでの大きな流れ
住宅ローンを借りる時はどのような流れで住宅ローンを検討すべきなのでしょうか?今回は「住宅ローンを借りるまでの大きな流れ」について解説します。
手順その1.購入予算の決定
購入する物件を検討しようとしても、
「自分がいくら借りられるのか?」
「自分にいくら貯金があるのか?」
を把握したうえで、物件購入予算を決定しなければなりません。
「〇千万円~○千万円ぐらいの物件で検討しよう」
という目安ができなければ、購入物件の検索ができないからです。
目安は「年収の6倍程度」と考えましょう。
手順その2.購入物件の検索
購入予算が決まったら、購入したい物件を探しましょう。
基本的には
- インターネットを活用して、購入したい物件の候補を選ぶ
- 購入したい物件を扱っている不動産屋に連絡を取る
- 完成物件やモデルルームの内覧をする
- 購入する物件を決定する
という流れになります。
購入物件を探すポイントとしては「焦りすぎないこと」が重要になります。
どうしても、気に入った購入物件が見つかると
「この物件で決めなければ、もう出会えない。」
と思ってしまいがちですが、物件というのは、どんどん新しいものが出てくるので、強気で交渉したり、いったん冷静になって検討しなおしてみることが必要になります。
憧れのマイホームを想像してしまうと、どうしても、テンションが上がってしまいますが「返済できるかどうか?」「予算内に収まっているかどうか?」も重要なことなのです。
手順その3.住宅ローンに申し込む
物件が決まったら、住宅ローンに申し込んで「購入額」を借りる必要があります。自己資金で全額賄える方は住宅ローンの検討の必要はありません。
住宅ローンを提供している金融機関も
- メガバンク
- 地方銀行
- ネット銀行
- 信託銀行
- 信用金庫
- 信用組合
- ノンバンク
- ・・・
と多岐にわたりますし、
住宅ローンも
- 金利の違い
- 金利タイプの違い
- 借入可能額の違い
- 返済期間の違い
- 審査の甘い、厳しいの違い
等がありますあから、慎重に「お得な住宅ローン」を見極める必要が出てきます。
通常は、購入したい物件を決めた不動産会社が「うちの提携銀行の住宅ローンなら、特別な低金利でかつ審査も通りますよ。」と言ってきますが、鵜呑みにしてはいけません。
自分でインターネットを駆使して、住宅ローンをピックアップして、比較検討しましょう。はじめから選択肢を狭めてもいいことないのです。
希望の住宅ローンが見つかったら、その住宅ローンを提供している銀行に申し込みをして、審査通過後、契約ということになります。契約段階で、銀行から不動産会社に直接、住宅購入資金が振り込まれ、住宅購入の完了となります。
手順その4.物件に入居する
後は、引っ越しのタイミングを決定し、入居するだけです。意外と、新居に合わせた家具をそろえたり、引っ越しをするとそれなりの費用がかかってしまうので、引っ越し費用と新居の家具購入費用ぐらいは、住宅購入資金以外に用意しておく必要があります。