会社経営をしていて借入が1000万円ある場合、住宅ローンの審査は通りにくいのでしょうか?
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- カテゴリ: 教えて住宅ローンQ&A
- 作者: 住宅ローン比較
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会社経営をしていて借入が1000万円ある場合、住宅ローンの審査は通りにくいのでしょうか?
Q.会社経営をしていて、かつその法人で1000万円の借入がある場合には、個人での住宅ローン審査は通りにくくなってしまうのでしょうか?
A.審査は厳しくなります。
というのも、「法人」と「個人」というのが別人格として定義されるので、基本的にはどちらかの借入がどちらかの借入に影響を与えるということはないのです。
しかし、日本では、法人が事業資金として銀行や金融機関から借り入れをする場合に社長が連帯保証人にさせられるものがほとんどなのです。
つまり、「法人」の借入なのに「個人」がその借金の保証人になっているという状態です。
住宅ローンの審査で「個人」の借入状況などをチェックする段階で、連帯保証人になっている事実が判明するため、審査は厳しくなるのです。
銀行としても、仮に会社「法人」が借金の1000万円を返済できずに倒産してしまった場合、住宅ローンを貸した社長がそのまま1000万円の借金を背負うことになります。
より貸し倒れになってしまうリスクが高まるため、住宅ローンの融資にも慎重にならざるを得ないのです。
とはいえ、住宅ローンはあくまでも「住宅」を担保として借りるローンなので、購入する住宅の担保価値が十分であれば、住宅ローン審査に通る可能性はあります。あきらめずに複数の銀行に申込んでみることをおすすめします。