中古物件にかかる諸費用
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- カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- 作者: 住宅ローン比較
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中古物件にかかる諸費用
中古物件を購入するときに仲介業者に支払うことになるのが、仲介手数料です。100万円近くかかることもあります。新築に比べて、諸費用の予算は多めに準備しておくとよいでしょう。
中古物件には仲介手数料が必要
新築より2~3割は安く買える割安感から、マンションが人気となっています。しかし、中古物件ではの費用がかかることがあります。その代表例が仲介手数料。仲介手数料は、中古物件を斡旋してくれた仲介業者に払う手数料です。
仲介手数料の計算方法は、国土交通省の告知によって「売買価格×3%+6万円」(物件価格が400万円超の場合)と決められています。しかし、この金額はあくまでも仲介手数料の上限。最近は、仲介手数料を割り引いたり、無料にしたりする業者もでてきました。運よくこうした物件の中にお気に入りの物件が見つかればよいのですが、そうでない場合は、100万円前後の手数料がかかることを覚悟しておく必要があります。
中古物件の場合は、税金面での優遇に影響が出ることがあります。現在、不動産取得税にはいくつかの優遇制度があるため、税負担が軽くなるようになっています。ところが、こうした優遇制度を受けるには前提条件があります。物件が極端に古いと条件からはずれてしまい、税負担が軽くならないかもしれません。
登録免許税にも軽減税率が適用されています。こちらも軽減を受けるためには、築後25年以内(木造は20年以内)のもの、または一定の耐震基準に適合するもの、という決まりがあります。