住宅ローン2014年5月、6月の金利タイプ利用状況
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- カテゴリ: 住宅ローンアンケート調査結果
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローン2014年5月、6月の金利タイプ利用状況
住宅金融支援機構の2014年5月、6月の金利タイプの利用状況について紹介します。
住宅ローンの金利タイプ別利用状況
出展:住宅金融支援機構 2014年5月、6月 民間住宅ローン利用者の実態調査
調査対象:民間住宅ローン利用予定者 5月、6月471件
調査時期:2014年6月13日~6月15日
- 変動金利の比率はやや下がって38%に
- 固定期間選択型の金利タイプも30%前後で推移
- 2014年に入ってからは大きな変動はない
変動金利、当初固定金利、全期間固定金利の割合は、4:3:3という比率で推移しています。1月には今年は株価の上昇とともに景気回復を期待する声も多く、その結果金利が上昇すると予想する方が多かったこと、また金利上昇を危惧したニュースや報道が増えたことから、一時的に変動金利の構成比が34.9%ほどまで低下したのだが、半年経ってみると景気に明るい兆しはほとんどなく、逆に消費増税の影響によって消費が落ち込んだことでまだまだ金利上昇は遠いと考える方が元の割合に戻ったと言っていいでしょう。
とくに景気回復の兆しが見えないために日銀が引き続き行っている金融政策のために長期金利が過去最低水準に落ち込み、結果変動金利の金利も1年前よりも低金利になっているような状況です。
大きな金利の変動がない限りは、「4:3:3」の割合のまま推移していくものと予測されます。