フラット35の融資割合
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの基礎知識
- カテゴリ: フラット35
- 作者: 住宅ローン比較
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フラット35の融資割合
フラット35は頭金がなくても利用できるのでしょうか。フラット35の融資割合については改訂が行われ、現時点ではフラット35単独では物件購入価格の100%の借り入れはできなくなっています。
フラット35の利用基準
100万円以上8,000万円以下(1万円単位)で、建設費や物件購入価額の90%以内。
と規定されています。つまり、残りの10%は頭金を自己資金もしくは各銀行からの融資でまかなわなければならないのです。これは2012年4月1日以前は100%だったのですが、これは2009年からのリマーショックに対する経済対策の緊急処置として100%になっていたためであり、元に戻った形になっています。
これは、省エネルギー性、耐震性などに優れた住宅に対する融資であるフラット35Sでも同様に建設費や物件購入価額の90%以内の借り入れしかできません。
フラット35の借り換え、フラット35(保証型)は100%融資可能
単独のフラット35とは違い、フラット35を住宅ローンの借り換えに利用するフラット35借換融資は100%の融資が可能です。また金融機関が提供する住宅ローンについてお客様が返済できなくなった場合に、金融機関に対して住宅金融支援機構が保険金(ローンの残高)を支払うフラット35(保証型)であれば、100%の融資が可能になります。
フラット35取り扱いの銀行によっては残りの10%を別の金利で融資可能
フラット35を提供している銀行の多くは、100%借入のための残りの10%融資のパッケージを提供している。
- 楽天銀行 →住宅ローン「固定と変動」
- SBIモーゲージ →SBIフラットα
という形です。頭金なしで、長期固定金利の住宅ローンを検討している方は上記のパッケージ商品を利用するのがいいでしょう。ただし、頭金なしで住宅を購入するのは、今後の返済計画も余裕がなくなるため、できれば頭金を貯めてからの検討がいいのではないでしょうか。