住宅ローン審査落ちた時の対処法
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- カテゴリ: 住宅ローン審査
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローン審査に落ちた時の対処法
住宅ローンの審査に落ちてしまった。しかも、融資実行まで時間がない。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、住宅ローン審査に落ちた時の対処法について解説します。
1.他社の住宅ローンを複数申込む
住宅ローンは、金融機関によって審査基準が異なるものです。1社審査がNGだとしても、あきらかに審査NGの理由に心当たりがなければ、他の住宅ローンであれば、審査が通ることが多いのです。どの住宅ローンでもNGになってしまうのは、勤続年数1年未満、年収200万円未満、完済時年齢75歳超、返済負担率35%超などの場合です、これに当てはまらなければ、他の住宅ローンに申し込んでみましょう。
また、申込をしても、実際に契約しなければならないわけではないので、複数の銀行に申込むことが必要です。
2.使っていないクレジットカードやカードローンがあれば完済して解約する
審査を少しでも通りやすくするためには、他社の借り入れを減らすことも重要です。特に実際にお金を借りていなくても、キャッシング枠のあるクレジットカードを持っているだけで、限度額いっぱいまで借りた人と近しい審査の評価になってしまうのです。いつ借りるかもわからない人として、審査されてしまうので、審査上は、マイナスになってしまうのです。完済した上で、解約まできっちり行いましょう。
3.健康に問題があって団信の審査がおりないのであれば、フラット35に
団信の審査がおりない場合、民間銀行の住宅ローンを利用することはできません。団体信用生命保険の加入が民間銀行の住宅ローンの借入条件だからです。独立行政法人の金融支援機構のフラット35であれば、団信の加入は義務付けられていません。
4.フラット35は、審査基準がまったく違う
フラット35の審査は、民間銀行の住宅ローンの審査と全く違います。通常の住宅ローン審査であれば、返済力と物件の担保価値で審査されることが多いのですが、フラット35の審査は、物件の技術基準に適しているか、と返済力で審査されます。
物件の技術基準は明示されているので、それをクリアしていれば問題なく、返済力の審査も年々厳しくなっていると言われていますが、貸すことが使命の国の期間なので、民間銀行より審査が甘いのはあきらかなのです。
5.致命的に勤続年数が短い場合は待つ
勤続年数が短くて、住宅ローンの審査が通らない場合は、仕方がありません。どこの住宅ローンでもそれは難しいからです。通常1年未満の勤続年数の人は住宅ローンの審査に通りにくいため、1年以上経つまでは物件購入を我慢する必要があります。
6.理由がまったく見当がつかない場合
住宅ローンの審査に落ちたので、他の住宅ローンに申し込んだけど、それも落ちてしまった。理由がまったく見当がつかない場合は、頭金を増やし、借り入れ額を抑える形を取りましょう。頭金を増やせれば、銀行のリスクは軽減されるので、審査が通る可能性は高くなるのです。住宅ローンの資金を親から贈与しても、非課税になる制度などもあるため、上手に頭金を増やす努力をしましょう。
7.夫婦共働きの場合、夫婦の収入合算やペアローン
夫婦共働きの場合は、収入を合算して住宅ローンが組める収入合算や、夫婦両者が契約主体になるペアローンなどの利用をすれば、返済負担率が非常に下がるため、銀行のリスクが軽減され、審査に通る可能性が高くなります。