金利タイプはみんなどのタイプを選んでいるの?
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの基礎知識
- カテゴリ: 住宅ローンの種類やサービス
- 作者: 住宅ローン比較
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金利タイプはみんなどのタイプを選んでいるの?
「住宅ローンの金利タイプって、メリットデメリットはわかったけど、どれを選んでよいのか?わからない。」という方も少なくないはずです。今回は、ほかのみんなはどの金利タイプを選んでいるのか?アンケートデータを紹介します。
住宅ローンの金利タイプの推移
このデータは住宅金融支援機構が公開している金利タイプ別の利用状況のデータです。
期間 | 変動金利 | 固定金利10年未満 | 固定金利10年 | 固定金利10年超 | 全期間固定金利※フラット35除く | フラット35 |
---|---|---|---|---|---|---|
14/3-14/6 | 39.3% | 13.6% | 14.1% | 3.8% | 9.6% | 19.8% |
14/7-14/10 | 43.9% | 13.0% | 13.1% | 3.4% | 8.9% | 17.8% |
14/11-15/2 | 41.7% | 14.5% | 13.8% | 3.0% | 7.6% | 19.5% |
15/3-15/6 | 35.8% | 11.9% | 10.4% | 4.0% | 14.7% | 23.3% |
15/7-15/10 | 43.2% | 12.4% | 11.8% | 2.7% | 11.9% | 17.9% |
15/11-16/2 | 38.7% | 12.1% | 9.6% | 3.6% | 13.2% | 22.8% |
16/3-16/9 | 49.2% | 12.3% | 18.6% | 6.0% | 5.4% | 8.5% |
16/10-17/3 | 47.9% | 8.6% | 21.5% | 5.1% | 7.8% | 9.2% |
2016年10月~2017年3月のデータを見てみると
- 変動金利:47.9%
- 固定金利10年未満:8.6%
- 固定金利10年:21.5%
- 固定金利10年超:5.1%
- 全期間固定金利※フラット35除く:7.8%
- フラット35:9.2%
となっているので
- 変動金利が半分
- 当初10年固定金利が約20%
- 全期間固定金利18%
- その他12%
という形になっています。
2016年10月~2017年3月は、依然として不景気であり、マイナス金利の導入もあってか変動金利が0.5%前後の超低金利状態が続いています。
「今後、金利が上昇する可能性が高い。」
と思う方が増えれば、全期間固定金利の割合が増えるはずですが、その割合よりも
「このまま不景気が続き、金利が上昇しない。」
「変動金利がここまで低金利なら、変動金利の方がお得。」
と考える方の方が2.5倍以上多いということを示しています。
注意が必要なのは
「みんなで渡れば怖くない。」わけではない。
ということです。
金利の予想は、経済の専門家でも難しいものです。みんなが「金利上昇がない。」と考えたところで、金利は上昇する可能性は十分にあるのです。
あくまでも、このデータは参考データとして活用して、後悔しないためには「自分で考える」ことをおすすめします。