住宅ローンの火災保険は一括見積で安くする
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- カテゴリ: 住宅ローンと保険
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンの火災保険は一括見積で安くする
住宅ローンを利用する際に火災保険はどうやって入るものなのでしょうか?多くの方は住宅ローンの契約時にいわれるがままに銀行の提示してきた火災保険に入ってしまうのではないでしょうか。しかし、銀行からすすめられる火災保険の保険料が安いかはわからないのです。
銀行がすすめる火災保険が好条件とは限らない
どうしても、住宅ローンで数多くの書類を作成することが多い為、その一連の流れで銀行のいわれるがままに火災保険の契約書にサインする方が少なくないようです。
しかし、銀行がすすめる火災保険が好条件かどうか?はわかりません。
火災保険は、火災だけではなく、落雷、破裂、風采、水災、盗難、汚損・・・など様々な補償が選べる保険ですが、これも銀行のいわれるままに加入してしまうと、本当に必要な補償になっているのか?無駄な補償はないのか?わからないのです。
つまり、銀行が提示する火災保険をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分で火災保険を複数社に見積もりを取って比較検討した方が、保険料が安い、補償が手厚い火災保険を見つけられる可能性が増えるのです。
火災保険は、今後30年以上加入することが多い、長い付き合いの保険なのでできるだけ保険料が安い、多くの補償を持っている火災保険を選ぶべきなのです。
火災保険は保険会社によって、保険料も、補償内容も変わってくる
多くの方が誤解しているのがこのポイントです。火災保険も住宅ローンや生命保険と同じように、販売している損害保険会社によって、補償内容も、保険金額も、大きく差が出てくるものなのです。
火災保険の基本補償は下記のようなものがあります。
補償範囲 | 補償内容 |
---|---|
火災 | 失火、もらい火、放火などによる火災の損害を補償 |
落雷 | 落雷による損害を補償 |
破裂・爆発 | ガス漏れなどによる破裂・爆発の損害を補償 |
風災・ひょう災・雪災 | 風災・ひょう災・雪災の損害を補償(洪水、高潮等を除く) |
水災 | 台風や豪雨等による洪水などの水災の損害を補償(地震による津波を除く) |
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突 | 自動車の飛び込みなどによる損害を補償 |
漏水などによる水ぬれ | 給排水設備の事故や他人の戸室で生じた事故に伴う漏水による水ぬれ損害を補償 |
騒擾(そうじょう)・集団行動等に伴う暴力行為 | 集団行動などに伴う暴力行為・破壊行為による損害を補償 |
盗難による盗取・損傷・汚損 | 盗難による盗取(とうしゅ)や損傷・汚損などの損害を補償 |
不測かつ突発的な事故(破損・汚損) | 誤って自宅の壁を壊した場合などの偶然な事故による損害を補償 |
保険料が安い火災保険の場合は、盗難や破損、汚染、水災、水濡れなどが基本補償から外されている場合もあるのです。
火災保険は、火災はもちろんですが、地震以外のほとんどの災害に対応できる「住まいの総合保険」と言われているものです。せっかく、それだけの補償があり、安心して暮らせるメリットがあるのですから、火災保険を決めるときの手間を惜しんで、補償が不十分の火災保険を選ぶ必要はありません。
銀行が指定する火災保険に入る必要はない
銀行がすすめる火災保険に加入しなくても、住宅ローンの審査で不利になることはありません。
金融庁は保険業法にて「抱き合わせ販売その他の影響力を行使した販売の禁止(保険業法施行規則第234条第6号)」というものを規制しています。銀行は保険に加入しなかったからと言って、審査を不利にしたりすることはできないのです。
一点注意すべき点として、「所定の条件を満たす火災保険へ加入すること」を住宅ローンの融資条件にしているケースがあります。この場合は、銀行が定める条件の中で火災保険を選ぶ必要があります。ただし、このときも銀行がすすめる火災保険に入る必要はありません。
銀行は同じグループ会社の保険会社の火災保険をすすめてくるのです。同じグループの商品をすすめるのは経営としては当然のことですが、それが住宅ローン利用者にとって最良とは限らないのです。銀行からすすめられた火災保険が良いのかどうかも、複数の火災保険を比較検討してはじめてわかると言えるでしょう。
火災保険のおすすめの選び方
火災保険というのは、取り扱っている保険会社も大手を含めて10社程度しかありません。
つまり、おすすめの選び方は、同じ条件で主要な10社の火災保険を取り扱っている保険会社が見積もりを取得し、比較検討したうえで、いちばん保険料の安くて、補償の手厚い火災保険を選べば良いだけです。
主要な保険会社の商品をすべて比較すれば、その中で相場観もわかりますし、補償の違いも把握できます。保険料の安い保険会社も一目瞭然になるのです。
10社に個別に申込むのが面倒という方には、一括見積もりサービスをおすすめします。
1分ほど火災保険の見積もり条件を入力すると、それで当日~3営業日ぐらいのスピードで10社以上の火災保険の見積もりを提示してくれるサービスです。利用者ℤも年間10万人以上と高い信頼性があるため、安心して利用できます。
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