金利が1.0%違うと返済額は600万円も増える!?
- 詳細
- 親カテゴリ: 住宅ローンの基礎知識
- カテゴリ: 住宅ローンの種類やサービス
- 作者: 住宅ローン比較
- 参照数: 29313
金利が1.0%違うと返済額は600万円も増える!?
住宅ローンの金利は1.0%上昇するとどのくらい返済額というのは増えてしまうのでしょうか?今回は簡単に住宅ローンの金利と返済額の関係を解説します。
金利別の返済額の比較
- 借入額:3000万円
- 借入期間:35年
- 金利が一定と仮定した場合
金利 | 借入額 | 返済額 | 利息 | 金利1.0%の差 | 毎月の返済額 | 金利1.0%の差 |
---|---|---|---|---|---|---|
金利1.0% | 30,000,000円 | 35,567,795円 | 5,567,795円 | - | 84,686円 | - |
金利2.0% | 30,000,000円 | 41,738,918円 | 11,738,918円 | 6,171,123円 | 99,379円 | 14,693円 |
金利3.0% | 30,000,000円 | 48,490,902円 | 18,490,902円 | 6,751,984円 | 115,455円 | 16,076円 |
金利4.0% | 30,000,000円 | 55,789,386円 | 25,789,386円 | 7,298,484円 | 132,832円 | 17,377円 |
となります。
一般的には、金利というものに馴染みのない方の方が多いので
「金利1.0%って大したことないでしょ?」
と思ってしまいがちですが
金利が1.0%違うと総返済額は610万円~730万円も違ってきてしまうのです。高級車2台も違いが金利1.0%にはあると考えた方が良いのです。
金利1.0%が返済額600万円もの差になる事実を活用すると
金利は0.01%でも低金利の住宅ローンを選ぶべき
金利というのは、0.01%と小さいように見えて、35年の返済期間を得ると数十万円、数百万円の差になってくるものです。だとすれば、住宅ローンの金利を比較する際に「0.01%」でも低金利の住宅ローンを選んだ方が良いということを意味しています。
保証料+0.2%、疾病保障+0.2%という金利上乗せは大きなダメージ
住宅ローンの中では
メガバンク
地方銀行
→ 保証料:金利+0.2%上乗せ
ネット銀行
→ 保証料:無料(その分、事務手数料が高額)
という違いがあります。
また、疾病保障などをオプションで付けようとすると
金利+0.2%~0.3%
というプランが多くなっています。
「たった、0.2%で疾病保障が付くのならいいか。」
と思ってしまう方も多いのですが、実際に総返済額を見てみると150万円~200万円ほど返済負担が増えてしまうのです。よくよく考えると、150万円~200万円も負担するなら、医療保険に入った方が安いかもしれません。数字のマジックに騙されないようにする必要があります。