すまい給付金とは。住宅ローン負担軽減
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- カテゴリ: 住宅ローン減税/返済額削減
- 作者: 住宅ローン比較
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すまい給付金とは。住宅ローン負担軽減
すまい給付金というものが2013年10月01日に閣議決定されました。すまい給付金とは、「消費増税」が発生した後に住宅購入負担を軽減する目的で作られた制度です。
すまい給付金とは
消費増税による住宅購入負担を軽減される目的でつくられた住宅購入の支援制度。平成26年4月(2014年4月)~平成31年6月(2019年6月)までに引き渡し後入居された住宅が対象で、給付金が受け取れます。すまい給付金を受け取るためには、「給付申請書」によって申請が必要になります。
すまい給付金導入の背景
2014年4月から不動産市場の落ち込みが確実視されている中、景気回復に大きな影響を与える不動産市場の停滞を避けるために政府が作った制度。基本的には「住宅ローン減税」と「すまい給付金」を合わせると消費増税分とほぼ同じ形の負担軽減になっています。
すまい給付金の概要
対象者
- 住宅の所有者:不動産登記上の持分保有者
- 住宅の居住者:住民票において、取得した住宅への居住が確認できる者
- 収入が一定以下の者
消費税8% 年収510万円
消費税10% 年収775万円
※(住宅ローンを利用しない場合のみ)年齢が50才以上で年収650万円以下
住宅の対象要件
- 床面積が50平米以上である住宅(不動産登記上の面積)
新築住宅
施工中等に第三者の現場検査をうけ一定の品質が確認される住宅。下記いずれか
- 住宅瑕疵担保責任保険へ加入した住宅
- 建設住宅性能表示を利用する住宅
- 住宅瑕疵担保責任保険法人により保険と同等の検査が実施された住宅
中古住宅
- 売買時等に第三者の現場検査をうけ現行の耐震基準及び一定の品質が確認された住宅。下記いずれか
- 既存住宅売買瑕疵保険へ加入した住宅
- 既存住宅性能表示制度を利用した住宅(耐震等級1以上のものに限る)
- 建設後10年以内であって、住宅瑕疵担保責任保険に加入している住宅又は建設住宅性能表示を利用している住宅
すまい給付金の給付金額
給付額 = 給付基礎学 × 持ち分割合(不動産登記)
※給付額は、都道府県民税の所得割で確認されます。
消費税率8%の場合
- 年収425万円以下 給付額30万円
- 年収425万円超~475万円以下 給付額20万円
- 年収475万円超~510万円以下 給付額10万円
消費税率10%の場合
- 年収450万円以下 給付額50万円
- 年収450万円超~525万円以下 給付額40万円
- 年収525万円超~600万円以下 給付額30万円
- 年収600万円超~675万円以下 給付額20万円
- 年収675万円超~775万円以下 給付額10万円
すまい給付金の申請方法
住宅に入居した後で、「すまい給付金事務局」に郵送申請、窓口申請で「申請書類」を提出します。
- 申請書類提出から給付金受領まで概ね1.5カ月~2カ月程度かかります。
- 申請は住宅事業者による代行も可能です。
- 1つの住宅に居住する不動産登記上の持分保有者が複数名いる場合は、それぞれの申請が必要です。