住宅関連企業で働く人が選んだ住宅ローン人気ランキング
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- カテゴリ: 住宅ローン特集
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅関連企業で働く人が選んだ住宅ローン人気ランキング
2014年3月17日に日本能率協会総合研究所が行った「住宅ローン」に関するアンケート調査を紹介します。(当サイトで計測している人気ランキングとは関係がありません。)
この調査が面白いところはアンケートをした対象者が「住宅関連企業で働いている人」300人という点です。当然、住宅を購入する方よりも、住宅に関する知識、住宅ローンに関する知識は高いことが想定されます。
その住宅に関する知識が豊富な「住宅関連企業で働いている人」が選ぶ住宅ローンを調査しているので参考にすれば後悔しない、失敗しない住宅ローンが見つかる可能性が高いのです。
調査方法を解説
まずは、どうやってこの調査が行われたかを知らないと本当に正確な調査かどうかはわかりません。
今回の「住宅ローンに関する調査」では
商品評価に用いた商品比較表では、社名を伏せた住宅ローンのサービス概要だけを表示した状態で
- 「利用してみたい住宅ローン」
- 「友人・知人に奨めたい住宅ローン」
- 「金利が魅力な住宅ローン」
- 「付帯サービスが充実している住宅ローン」
- 「いざという時に安心できる住宅ローン」
の項目でおすすめの住宅ローンを選んぶ形のアンケート調査になっています。
その商品比較に利用している比較表がこちらです。
2014年1月の実行金利と保証料や疾病保障の有無、事務手数料、無料で付帯されるサービスなどを掲載した比較表です。銀行名のところはA銀行、B銀行、C銀行・・・という形で社名を伏せた状態になっています。
ノミネートされている住宅ローンは下記7つの主要銀行の住宅ローンです。
- A銀行:住信SBIネット銀行
- B銀行:ソニー銀行
- C銀行:楽天銀行
- D銀行:三菱UFJ銀行
- E銀行:みずほ銀行
- F銀行:三井住友銀行
- G銀行:りそな銀行
調査時期:2014年1月30日~2月1日
調査対象:全国の住宅関連企業の従事者 300名
1.アンケート結果「利用してみたい住宅ローン」
1位:住信SBIネット銀行 (76.7%)
2位:ソニー銀行 (10.3%)
3位:楽天銀行 (4.3%)
4位:三菱UFJ銀行 (4.3%)
5位:みずほ銀行 (2.3%)
6位:三井住友銀行 (1.0%)
7位:りそな銀行 (1.0%)
2.アンケート結果「友人・知人に奨めたい住宅ローン」
1位:住信SBIネット銀行 (77.0%)
2位:ソニー銀行 (10.3%)
3位:三菱UFJ銀行 (5.0%)
4位:みずほ銀行 (3.3%)
5位:楽天銀行 (1.7%)
6位:三井住友銀行 (1.7%)
7位:りそな銀行 (1.0%)
3.アンケート結果「金利が魅力な住宅ローン」
1位:住信SBIネット銀行 (76.3%)
2位:ソニー銀行 (13.0%)
3位:楽天銀行 (3.3%)
4位:みずほ銀行 (2.7%)
5位:三菱UFJ銀行 (2.3%)
6位:三井住友銀行 (1.7%)
7位:りそな銀行 (0.7%)
4.アンケート結果「付帯サービスが充実している住宅ローン」
1位:住信SBIネット銀行 (86.0%)
2位:三菱UFJ銀行 (3.3%)
3位:ソニー銀行 (3.0%)
4位:楽天銀行 (2.7%)
5位:三井住友銀行 (2.7%)
6位:りそな銀行 (1.7%)
7位:みずほ銀行 (0.7%)
5.アンケート結果「いざという時に安心できる住宅ローン」
1位:住信SBIネット銀行 (83.0%)
2位:ソニー銀行 (4.7%)
3位:三菱UFJ銀行 (4.3%)
4位:楽天銀行 (2.7%)
5位:三井住友銀行 (2.7%)
6位:みずほ銀行 (1.7%)
7位:りそな銀行 (1.0%)
「住宅関連企業で働いている人」が選ぶ住宅ローンで人気1位は圧倒的に住信SBIネット銀行
住宅関連企業で働く住宅の知識の高い人が選んだ住宅ローンはすべての項目で「住信SBIネット銀行」の住宅ローンという結果になりました。
しかも、すべての項目で80%前後の投票率を誇るなど2位以下に圧倒的な差をつけた結果となっています。
決め手を推測すると
疾病保障がついた状態での金利が一番安いこと
だと考えられます。住宅関連企業で働く住宅の知識の高い人は住宅ローンは20年~30年と返済を続けなければいけないものであり、病気になるリスクというのが非常に大きいことを知っているのだと考えられるのです。
疾病保障なしで金利が一番安いソニー銀行は2位の評価が多いですが、投票率は10%前後と低くなっています。
鵜呑みにするのは危険!?
とはいっても、このアンケート結果を鵜呑みにしすぎるのも問題があります。
なぜならば、このアンケートにはイオン銀行やSBI新生銀行などのネット銀行が入っていません。さらに、イオン銀行の特徴であるイオンでの買い物が5%OFFになる点やSBI新生銀行の特徴である事務手数料が10万円と格安であることなども加味されていないのです。
特に無料での付帯サービスや疾病保障付きでの金利表示など、多少「住信SBIネット銀行」の特徴である疾病保障が全面に押し出された比較表になってしまっているのです。
そのため、どうしてもこの比較表を見て選ぶとなると社名が伏せられた状態でも「住信SBIネット銀行」を選ぶことになってしまうのです。
当サイトでは総合的に評価した総合人気ランキングを紹介しているので参考にしてください。