住宅ローン事前審査に通らない理由
- 詳細
- 親カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- カテゴリ: 住宅ローン審査
- 作者: 住宅ローン比較
- 参照数: 21908
住宅ローン事前審査に通らない理由
住宅ローンの事前審査に通らなかった方でも、どうしたらいいのか?何が悪かったのか?考えてみてもわからないことが多くあります。ここでは事前審査に通らなかった場合に考えられることを記載しました。原因を分析して他の銀行で再挑戦しましょう
申し込み条件に合致していない
住宅ローンには申し込み条件というものがあります。
住信SBIネット銀行の場合
・ 仮審査申込時満20歳以上、借入時満65歳以下で、最終返済時の年齢が満80歳未満であること
・ 安定かつ継続した収入があること
・ 三井住友信託銀行指定の団体信用生命保険に加入が認められること
・ 国内にお住まいのお客さま
というのが申込み条件になります。ほとんどの方が申込み条件に合致しているのですが、完済時年齢が80歳を超えるなど年齢制限にひっかかる方が多いのです。当然、申し込み条件をクリアしていなければ審査の土俵にすらのりません。
返済負担率が高い
返済負担率と言うのは年収に対しての年間の返済額合計の割合です。
500万円の年収の方がローン返済で100万円毎年返済するとしたら、返済負担率は20%です。
これが40%を超えてくると危険水域と言われています。また、このローン返済額は住宅ローンだけの話ではなく、カードローンやクレジットカードのキャッシングも含まれるのです。※クレジットカードのショッピング利用は対象外です。
住宅ローンの借入額が少なくても、カードローンなどの利用額が多いと返済負担率は上がってしまうということです。
他社借入の返済遅延などがある
住宅ローン審査で見られる個人信用情報というものには、直近2年間の返済履歴や61日以上の返済遅延、債務整理や自己破産の情報などが見られます。
ここで、他社の借入、クレジットカードやカードローンの返済が遅延している回数が多い、61日以上の遅延がある、自己破産や債務整理をしているということがわかれば審査は落ちてしまうのです。
勤続年数が短い
住宅ローン審査では、収入が安定しているかどうかが重要視されます。
ここで重要になるのが勤続年数です。勤続年数が短ければ、またすぐに辞めてしまうリスクが高いと判断されてしまうのです。
最低でも、半年以上はないと審査通過は厳しいのです。
担保評価が低い
物件の担保価値が低いと住宅ローンの借入額によっては審査落ちの理由になってしまいます。
中古住宅など売却した場合の価格が安くても、購入するときの価格が高いものは審査通過が厳しいのです。
まとめ
住宅ローン審査の審査落ちの理由は前述したものは代表的な一例であり、様々な要因が絡み合っています。
しかし、銀行によって住宅ローン審査の基準や方法は異なるということを覚えておきましょう。
A銀行で審査落ちしても、B銀行で審査が通ることは普通にあるのです。まずはあきらめずに他の銀行の住宅ローンに申込んでみることをおすすめします。