新築マンション購入時に発生する費用
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- カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- 作者: 住宅ローン比較
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新築マンション購入時に発生する費用
新築マンションを購入する場合の費用について解説します。
新築マンション購入時のお金の流れ
新築マンションの購入時には
- 「申込金」
- 「手付金」
- 「清算金」
という3つの支払いタイミングがあります。
「申込金」とは?
物件に申し込むときに支払うお金のことです。購入しない場合には申込金は戻ってきます。申込金はない物件も増えていますが、基本的にはイタズラや購入意思のない方の申込を防ぐために設定している不動産会社が多いようです。
「手付金」とは?
物件の購入が決まると不動産売買契約を交わすことになります。この契約時に必要になるのが手付金です。手付金の相場は売買金額の10%となっています。不動産売買契約に「住宅ローン特約」がある場合は、住宅ローンの審査落ちで購入ができない場合は手付金は戻ってきますが、買い手の都合で契約を解除する場合には、手付金は放棄しなければなりません。
売り手側が手付金の2倍を支払って販売契約を解除するケースもあります。「なんらかの事情で売れなくなった。」「より良い買い手が見つかった。」など事情は様々ですが、買い手としては「手付金」分得をしますが、物件は購入できなくなってしまいます。
「清算金」とは?
「実際の購入金額」から、すでに支払っている「申込金」「手付金」を除いた金額が「清算金」となります。お金のやりとりの帳尻を合わせる金額と言えます。
例:3000万円のマンション購入
- 物件に申込 → 10万円の申込金の支払い
- 売買契約 → 300万円の手付金の支払い
- 引き渡し → 残金2690万円の支払い(住宅ローンを利用するケースがほとんど)
新築マンション購入時の諸費用
- 売買契約時に発生する印紙代(印紙税)
- 不動産の登記費用(登録免許税、司法書士報酬)
- 住宅ローンの事務手数料、保証料、ローン契約の印紙代(印紙税)
- 修繕積立金
- 仲介手数料(新築戸建等で仲介業者を利用した場合。販売業者からの直接の購入なら発生しない)
- 水道負担金(新築戸建てなどで水道を設置する費用)
- 引っ越し代金
- 家具の購入費用(カーテンや照明など新居に合わて購入しなければならないものも多い)
新築マンション購入後に継続的に支払う費用
- 税金(不動産取得税、固定資産税)
- 管理費