変動金利の落とし穴回避。条件なしで変動金利が低金利のauじぶん銀行住宅ローン
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- カテゴリ: 住宅ローンサービス分析
- 作者: 住宅ローン比較
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変動金利の落とし穴回避。条件なしで変動金利が低金利のauじぶん銀行住宅ローン
「変動金利」で住宅ローンを検討している方におすすめのauじぶん銀行住宅ローンについて、おすすめの理由とともに解説します。
変動金利は条件付のものが多い!
住宅ローンをよく理解していない方がはまってしまう落とし穴が「変動金利」にはあるのです。
変動金利ではない変動金利
SBI新生銀行「変動金利(半年型)タイプ」
は「変動金利」という名前が付いていますが、実際は変動金利ではないのです。
どういうことかというと
一般的な変動金利は、常に基準金利からの引き下げ幅が同じで、基準金利の変動によって金利変動する金利タイプです。
例えば
auじぶん銀行の変動金利(2016年11月時点)
- 基準金利 2.341%
- 基準金利からの引き下げ幅 -1.844%
- 変動 0.497%
となっているので、基準金利が変わらない限りは変動金利も変わらないのです。
しかし、SBI新生銀行「変動金利(半年型)タイプ」では
SBI新生銀行の変動金利(半年型)タイプ(2016年11月時点)
- 基準金利 1.500%
- はじめの半年間:基準金利からの引き下げ幅 -1.000%
- 変動 0.500%
- 半年後以降:基準金利からの引き下げ幅 -0.650%
- 変動 0.850%
となっているため、半年後に金利が0.35%上昇するのが確定している「当初半年固定金利」なのです。
名称が「変動金利」なのに商品実態は「当初半年固定金利」ではややこしい限りですが、このような商品性の違う変動金利があるのです。
保証料がある変動金利
メガバンクや地方銀行の住宅ローンでは「保証料」が発生します。
例えば
三菱UFJ銀行の変動金利(2016年11月時点)
- 0.625% ~ 0.875%
となっていますが、保証料の0.2%が上乗せになるので
- 0.825% ~ 1.075%
ということになります。
かなり高金利の設定であることがわかります。
金利に幅がある変動金利
同じくメガバンクや地方銀行の住宅ローンでは「金利に幅」があります。
三菱UFJ銀行の変動金利(2016年11月時点)
- 0.625% ~ 0.875%
となっていますが
審査次第で0.625%になるのか?0.875%になるのか?その間の金利になるのか?わからないのです。0.625%だと思って、三菱UFJ銀行の住宅ローンに申込んでも、0.875%が適用されてしまう可能性も高いのです。
「話が違う!」と言っても後の祭りですから、はじめからそういうものであることを理解しておく必要があるのです。
自己資金の条件付の変動金利
ネット銀行でも、頭金の借入額の○%用意するか?によって適用金利が違うケースがあります。
例えば
住信SBIネット銀行の変動金利(2016年11月時点)
- 自己資金20%以上:0.497%
- 自己資金20%未満:0.568%
となります。
自己資金(頭金)が多い方が銀行の貸し倒れリスクが小さくなるため、金利が優遇されるのです。
借り換えのみ変動金利
借り換え利用時のみ低金利が用意されている住宅ローンもあります。
例えば
住信SBIネット銀行の変動金利(2016年11月時点)
- 借り換え:0.497%
- 新規借り入れ:0.568%
です。
借り換えの方が銀行の貸し倒れリスクが小さくなるため、金利が優遇されるのです。
考察
このように「変動金利」と一口にいっても、色々な「変動金利の落とし穴」が待ち受けているのです。「変動金利」の中身まで理解しておかないと、大きくアピールされている「金利」だけで比較すると「こんなはずじゃなかったのに。」と後悔してしまうことになりかねないのです。
条件なしのおすすめの変動金利は?
「auじぶん銀行の住宅ローン」です。
auじぶん銀行の変動金利(2016年11月時点)
0.497%
です。
- 変動金利の間は全期間基準金利からの引き下げ幅は変わりません。(本来の変動金利)
- ネット銀行なので保証料は発生しません。
- 金利の幅もないので、審査にさえ通れば上記金利が適用されます。
- 自己資金割合の条件はありません。
- 借り換えだけでなく、新規借り入れでも上記の条件が適用されます。
審査に通る必要はありますが、前述した「変動金利の落とし穴」のない住宅ローンと言っていいでしょう。
また、サービス面では
- がん50%保障団信が無料付帯
- 印紙代が無料(電子契約のため)
- auユーザーはau通信サービスが最大5年毎月500円割引
という独自の特典もあるため、変動金利を選ぶ方にはおすすめできる住宅ローンとなっています。