中古住宅購入時のおすすめ住宅ローン
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- カテゴリ: おすすめの住宅ローン
- 作者: 住宅ローン比較
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中古住宅購入時のおすすめ住宅ローン
中古住宅購入を検討している方におすすめの住宅ローンを解説します。
中古住宅購入に適した住宅ローンとは?
中古住宅は変動金利で早期返済を目指すべき
中古住宅は、新築住宅と比較して価格が6割~7割ぐらいで購入できるはずです。返済負担も同様に6割~7割になります。
逆に言えば、新築と同じ返済負担をすれば、新築であれば35年かかったところを、20年で完済できる可能性もあるのです。
元々、担保価値が低い状態の住宅になるため、早期に完済して50代、60代には完済を完了し、充実したシニアライフに資金を回せることが中古住宅の大きなメリットと言えます。
中古住宅は諸費用が多いことに注意
中古住宅の新築との違いは、仲介する業者に「3%」の仲介手数料を支払う必要があるということです。
- 2000万円の物件であれば、60万円です。
- さらにネット銀行の住宅ローンであれば、事務手数料が2.1%で42万円。
- 登記費用などその他の諸費用が18万円ほど
合計で、2000万円の中古物件購入で120万円の諸費用が必要になるのです。
自己資金で諸費用がない場合は、諸費用分も合わせて借りられる住宅ローンがおすすめです。
リフォーム費用も検討しなけらばならない。
中古住宅と「リフォーム」はセットのようなものです。リフォーム済みの中古住宅であれば必要ありませんが、そうでない場合は、壁紙などの内装の張替、傷んだところの修繕、水回りの修繕などリフォームの費用もある程度を想定しておく必要があるのです。
リフォーム費用は、購入する中古住宅の状況や買主の希望によってピンキリで、50万円から1000万円ほどになることもあります。
注意しなければならないのは、中古住宅の購入費用として借りる「住宅ローン」とリフォーム費用を借りる「リフォームローン」は金利が大きく違うことにあります。
例えば、三井住友銀行2013年12月時点の金利の場合
- 住宅ローン 変動金利 0.775%~0.975%
- リフォームローン 変動金利 4.975%
です。リフォームローンの場合は、ほとんどが基準金利であり優遇金利を用意していないことから金利が高くなってしまうのです。また、住宅ローンの場合は住宅という担保がありますが、リフォームローンの場合は、ほぼ担保がない形になってしまうので割高になっています。
リフォーム費用の金利も優遇金利で借りられる住宅ローンがおすすめなのです。
おすすめの変動金利住宅ローン
- 変動金利 0.297%
- 諸費用 事務手数料
借入額の2.20%
おすすめの理由:とくに中古住宅だから・・・という特別なサービスはない。ただし、中古住宅は変動金利で早期完済を目指すべきなので、変動金利が最低水準のソニー銀行がおすすめなのです。
- 変動金利
- 諸費用 55,000円(税込)/安心パック(介護保障・コントロール返済)110,000円(税込)/安心パックW(家事代行・病児保育)165,000円(税込)/変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>借入額の2.20%(税込)
おすすめの理由:SBI新生銀行の住宅ローンがおすすめなのは「リフォーム費用も住宅ローンと同じ金利で借りられる。」という点です。通常3倍~5倍に跳ね上がってしまうリフォームローンの金利が、住宅ローンと同時申込をすれば、住宅ローン金利で借り入れが可能なので返済負担が軽減できるのです。
中古住宅の場合は、変動金利での早期返済をめざすこと、諸費用やリフォーム費用のローン金利が低いこと、を重視して住宅ローンを選ぶと良いでしょう。