フラット35からフラット35への借り換えはしないと損!現在フラット35借入中の方必見
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの基礎知識
- カテゴリ: フラット35
- 作者: 住宅ローン比較
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フラット35からフラット35への借り換えはしないと絶対損!現在フラット35借入中の方必見
現在「フラット35」借入中の方に質問です。
フラット35からフラット35への借り換えというものはできると思いますか?
「いやぁ。フラット35からフラット35への借り換えなんて考えもしなかったよ。そもそも、フラット35は全期間固定金利だから住宅ローンも完済までそのまま放置するものだと思っていたんだけど、本当に借り換えなんてできるの?」
という声が聞こえてきそうです。
実はフラット35には借換融資というプランができて、借り換えができるようになったのです。
平成21年4月に策定された「経済危機対策」に基づく平成21年度補正予算成立によってフラット35からフラット35への借り換えができるようになったので、まだ5年ほどしか経っていないものなのです。
ですので、フラット35からフラット35への借り換えができるということを知らない人が多いのも致し方ありません。しかし、このページを見ていただいた方にはこう断言できます。
フラット35借入中で
借入中のフラット35金利と現在のフラット35金利の
金利差が0.3%以上あれば
借り換えをしない手はない!
フラット35からフラット35への借り換えをおすすめする理由
フラット35からフラット35への借り換えをおすすめする理由は、ズバリ「デメリットがないから」です。
例えば、よくある住宅ローンの借り換えは
全期間固定金利で借りていたものを、変動金利が低金利だからと言って変動金利に借り換えるケースです。
これは確かに全期間固定金利の金利よりも変動金利の方が1%~2%ほど低金利になるため、見た目上は数百万円の借り換えメリットがでます。
しかし、このケースの借り換えは借り換えメリットと同時に変動金利にすることで「金利上昇リスク」も抱え込むことになってしまうのです。
金利が低金利のままであれば、計算通りの借り換えメリットが享受できますが、金利が上昇してしまったら、下手をすると借り換え前よりも返済額が膨らんでしまうリスクがあるのです。
しかし、フラット35からフラット35への借り換えの場合
全期間固定金利から全期間固定金利への借り換えのため
金利変動リスクはありません。
借り換え時に計算した借り換えメリットのメリットしかないのです。
リスクがなく、メリットしかないのであれば、借り換えをしない手はないのです。
しかも、フラット35は返済期間が「15年~20年」と「21年~35年」で金利が変わってきます。それだけでも金利差は2015年2月の場合0.26%も金利差があるのです。借入時は25年返済を組んでいたとしても、5年経過していれば金利が低金利の20年の方のプランに借り換えることができるのです。
フラット35の借り換えであれば、返済期間の短縮によって金利の低下による借り換えメリットがさらに増加することになります。
フラット35の借り換えで必要なのは、多少の手間「借り換えの手続き」だけです。
フラット35からフラット35への借り換えをしても、1万円の借り換えメリットしかないのであれば借り換えをする手間の方が大きいと判断する方がいても、妥当な判断と言えますが、借り換えメリットが10万円以上あるのであれば、多少の手間があるとしても借り換えをした方がお得と考える方が多いのではないでしょうか。
フラット35からフラット35への借り換えでいくら返済額がお得になるの?
フラット35の借り換えの場合、考えなければならないのは借り換え先の銀行に発生する諸費用です。
そのため、今回は楽天銀行口座を返済口座にすれば事務手数料1.08%という格安で借り換えができる楽天銀行フラット35で借り換えメリットを試算します。
ケース1.「2009年5月の金利3.07%で借りた方」
(2000年~2009年に借りた方のフラット35金利は3.0%前後です。)
借入中条件
フラット35 金利 3.07%
ローン残高:2000万円
返済期間:残り20年借り換え後条件
フラット35 現在金利 1.1%(2015年2月時点)
ローン残高:2000万円
返済期間:残り20年借り換えメリット
総返済額 26,620,567円 → 22,289,630円
借り換えに必要な諸費用
・事務手数料(1.08%):216,000円
・印紙税・抵当権設定費用・登録免許税など:175,000円借り換えメリット 3,939,937円
ケース2.「2012年6月の金利2.01%で借りた方」
(2009年~2012年に借りた方のフラット35金利は2.0%~3.0%の間です。)
借入中条件
フラット35 金利 2.01%
ローン残高:2000万円
返済期間:残り20年借り換え後条件
フラット35 現在金利 1.1%(2015年2月時点)
ローン残高:2000万円
返済期間:残り20年借り換えメリット
総返済額 24,305,016円 → 22,289,630円
借り換えに必要な諸費用
・事務手数料(1.08%):216,000円
・印紙税・抵当権設定費用・登録免許税など:175,000円借り換えメリット 1,624,386円
ケース3.「2014年1月の金利1.80%で借りた方」
(2012年~2014年に借りた方のフラット35金利は1.8%~2.0%の間です。)
借入中条件
フラット35 金利 1.80%
ローン残高:2000万円
返済期間:残り20年借り換え後条件
フラット35 現在金利 1.1%(2015年2月時点)
ローン残高:2000万円
返済期間:残り20年借り換えメリット
総返済額 23,830,241円 → 23,225,030円
借り換えに必要な諸費用
・事務手数料(1.08%):216,000円
・印紙税・抵当権設定費用・登録免許税など:175,000円借り換えメリット 1,149,611円
ケース4.「2014年1月の金利1.80%で借りた方:残り返済期間が30年の場合」
(2012年~2014年に借りた方のフラット35金利は1.8%~2.0%の間です。)
借入中条件
フラット35 金利 1.80%
ローン残高:2000万円
返済期間:残り30年借り換え後条件
フラット35 現在金利 1.37%(2015年2月時点)
ローン残高:2000万円
返済期間:残り30年借り換えメリット
総返済額 25,898,128円 → 24,401,812円
借り換えに必要な諸費用
・事務手数料(1.08%):216,000円
・印紙税・抵当権設定費用・登録免許税など:175,000円借り換えメリット 1,105,316円
という計算になります。
衝撃の事実!1年前に借りた人ですら、100万円以上もお得になる
ということなのです。
日銀の金融緩和の影響で、長期金利が急激に低金利になってしまい、フラット35の金利も急降下しているのが現状です。
そのため、2014年1月にフラット35でお金を借りた人でさえも、2015年2月時点で借り換えをすれば100万円以上の借り換えメリットがあるのです。
しかも、リスクもありません。
これでもフラット35からフラット35への借り換えをしない決断をする方というのはいるのでしょうか?
フラット35からフラット35への借り換えは長期金利が低金利になっている今がチャンスというのは間違えないのです。
フラット35からフラット35への借り換えをするときの注意点
事務手数料が安い銀行で借り換える
借り換え時に発生する諸費用をできる限り抑えることが借り換えメリットを最大化するポイントです。
抵当権設定費用や印紙税などはどの銀行で申込んでもほぼ同じなので、見るべきポイントは「事務手数料」なのです。
相場は借り入れ額の2.16%(2015年2月時点)ですが、楽天銀行のフラット35の場合は、楽天銀行口座を返済口座に設定するだけで半分の1.08%(2015年2月時点)で借り換えができるのでおすすめです。
金利がフラット35の最低金利の銀行で借り換える
フラット35というのは約340社が取り扱いをしているのですが、金利は取り扱い銀行によってことなります。楽天銀行などのネット銀行の場合は、最低金利を採用しているためおすすめです。
フラット35借入から1年間が経過しており、返済遅延をしていないこと
フラット35からフラット35への借り換えにも条件があります。それは「現在の住宅ローンを契約をした日」から「フラット35の借り換えの申込日」までに1年以上立っていることと借り換えの申し込みの日までの1年間、返済の遅延がないことです。
当サイトがフラット35からフラット35への借り換えでおすすめする銀行は
楽天銀行のフラット35です。
理由は「事務手数料が相場の半額程度」「金利が340社の取扱銀行のなかで最低水準」だからです。
まとめ
フラット35からフラット35への借り換えはリスクがなく、メリットしかありません。
しかも、2014年~2015年の間でフラット35の金利が急激に下降しているため、今がフラット35からフラット35への借り換えの大チャンスなのです。
フラット35を借入中の方は、借り換えを検討することをおすすめします。