フラット35の団信費用っていくら?
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- カテゴリ: 住宅ローンと保険
- 作者: 住宅ローン比較
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フラット35の団信費用っていくら?
フラット35を利用した場合の団体信用生命保険料(団信)の費用はいったいいくらぐらいが相場なのでしょうか?ここでは一般的なパターンで団信費用を比較してみました。
フラット35の団信費用比較
- 3000万円 金利2% 返済期間35年 2,135,100円
- 3000万円 金利3% 返済期間35年 2,236,300円
- 3000万円 金利2% 返済期間25年 1,483,200円
- 2500万円 金利2% 返済期間35年 1,778,900円
- 2500万円 金利3% 返済期間35年 1,863,800円
- 2500万円 金利2% 返済期間25年 1,235,800円
- 2000万円 金利2% 返済期間35年 1,423,200円
- 2000万円 金利3% 返済期間35年 1,490,700円
- 2000万円 金利2% 返済期間25年 988,500円
借入額3000万円で35年間の長期固定金利2%でのフラット35というのが今の現状に一番近いパターンだと思われます。その場合の団信費用は、完済まで2,135,100円。なんと200万円を超える費用負担が発生しているのです。
民間の銀行の住宅ローンの場合、団信加入時の費用は銀行側が負担してくれるので無料なのです。
住宅ローンを比較検討する際にフラット35を選択肢に入れるのであれば、団信費用も想定しておく必要があります。
団信費用は毎年支払う
団信費用は毎年支払うものです。
3000万円 金利2% 返済期間35年 2,135,100円の場合は
1年目 107,300 11年目 84,100 21年目 54,800 31年目 18,900
2年目 105,800 12年目 81,400 22年目 51,500 32年目 14,900
3年目 103,600 13年目 78,700 23年目 48,200 33年目 10,800
4年目 101,300 14年目 75,900 24年目 44,700 34年目 6,600
5年目 99,000 15年目 73,100 25年目 41,300 35年目 2,300
6年目 96,600 16年目 70,200 26年目 37,700
7年目 94,200 17年目 67,200 27年目 34,100
8年目 91,800 18年目 64,200 28年目 30,400
9年目 89,300 19年目 61,100 29年目 26,600
10年目 86,700 20年目 58,000 30年目 22,800
という形になっており、借入額減るほど、保険料としての団信保険料費は減っていきます。そのため、借入期間が長かったり、借入額が大きい場合に団信費用も比例して増えていくのです。
フラット35は団信に入らなくてもよい
住宅ローンの契約者が死亡した場合に、住宅ローンの返済が免除されるのが団信保険です。これは、ご自身よりも残された家族のための保険と言えるでしょう。
民間の銀行の場合は団信の加入が義務付けられています。これは、銀行にとっても、債務不履行のリスクを軽減されるものに用意されている制度です。死亡時には、保証会社が代わりに銀行に返済してくれるのです。
フラット35の場合は、この団信加入は任意になります。加入しなくてもいいのです。しかし家族のことを考えれば加入前提で、民間住宅ローンとフラット35を比較検討していただきたいものです。