中古住宅は一括購入?ローン?
- 詳細
- カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- 作者: 住宅ローン比較
- 参照数: 11106
中古住宅は一括購入?ローン?
中古住宅や中古マンションの購入を検討している方も増えてきています。物件によっては一都三県であっても、1500万円を切る、もしくは1000万円を切る物件も結構あります。新築物件では難しいですが、中古住宅や中古マンションであれば現金一括購入も可能なケースもあるのです。ではこの場合、現金一括購入をしたほうがいいのでしょうか?それとも住宅ローンを組んだ方がお得なのでしょうか?
1200万円の中古マンションを購入する場合
住宅ローンを利用した場合
変動金利 0.88% 返済期間10年
- 物件価格 1200万円
- 消費税 60万円
- 諸費用 28万円(SBI新生銀行事務手数料10万円+印紙代+登記費用)
- 利息分 54万円
- 総負担費用 1342万円
- 円定期預金 0.3%(住信sbiネット銀行 定期預金)
- 預金収支 +約20万円
- 住宅ローン減税 +約60万円(年末残高×1%)
- 合計総負担額 1265万円
現金一括購入の場合
- 物件価格 1200万円
- 消費税 60万円
- 諸費用 12万円(登記費用)
- 合計総負担額 1272万円
上記のような結果になりました。つまり、現金一括購入ができる場合でも、住宅ローンに回して住宅ローン減税を受けることと、現金を定期預金で運用することをした方が約7万円ほどお得という結果になりました。ただし、これは誤差の範囲と言えるでしょう。基本的には住宅ローンを利用しても、現金で一括購入しても、あまり変わらないのです。
東京スター銀行の預金変動型住宅ローンの場合
金利0% メンテナンス料 年3.6万円 10年36万円
- 物件価格 1200万円
- 消費税 60万円
- 諸費用 28万円(事務手数料10万円+印紙代+登記費用)
- メンテナンス料 10年36万円
- 総負担費用 1324万円
- 円定期預金 0.15%(住信sbiネット銀行 定期預金)
- 預金収支 +約10万円
- 住宅ローン減税 +約60万円(年末残高×1%)
- 合計総負担額 1254万円
東京スター銀行の預金変動型住宅ローンを利用した場合、約18万円現金一括払いよりもお得になりました。実際には、東急スター銀行の預金変動住宅ローンの場合は、金利変動に影響されないため、リスクが少ないでしょう。また、外貨投資などを実施している場合は、東京スター銀行で運用できるためリスクも少ないでしょう。