40代ファミリー建売住宅
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- カテゴリ: 住宅ローンをタイプ別比較
- 作者: 住宅ローン比較
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40代ファミリーが建売住宅を購入する場合
40代ファミリーが建売住宅を購入する場合、住宅ローンはどのように組めばいいのでしょうか?
40代になると、定年を見据えたプランニングが必要
40代になると、考えなければならないのは定年という問題です。定年後も働けることが昔よりは容易になっている日本ですが、それでも給料は格段に減ってしまうでしょう。年金収入だけになってしまう方も相当数います。そうなってしまえば、年金収入から住宅ローンの返済をするというのはやはり現実的ではないと言えるでしょう。
子供の教育費・学費の負担は後5年~10年
40代のファミリーであれば、子供が独立するまでは後数年といった年齢になっているのではないでしょうか?生活費や学費などの負担が軽減されれば、返済負担率がやや高くなっても生活に困ることはないでしょう。
定年までの短期返済を意識した住宅ローン選び
定年までに返済する短期間の住宅ローンの返済を意識ましょう。45歳の方であれば、定年までの20年で返済する計画です。全国平均の返済負担率は20%~25%ですが、30%ぐらいまでは許容範囲でしょう。もし、それでも返済が大変そうというのであれば、奥様のパートなども検討することが必要です。子育ての負担がなくなってきている時期ですので、充分にパート収入を加えて世帯年収を上げることで対応できるはずです。
返済負担率30%のために必要な世帯年収
下記の図表には、返済負担率30%の場合に必要な世帯年収を記載しています。今の変動金利の0.88%のまま返済が可能な場合は年収581万円が必要で、変動金利が1.5%の場合は、世帯年収が617万必要、2%の場合は世帯年収が647万円必要です。これは奥様のパート収入が加われば決して難しい世帯年収ではないため、変動金利タイプで20年という返済期間の住宅ローン返済計画が望ましいと思われます。
返済ケーススタディ
家族構成 | 夫45歳 会社員、妻43歳 専業主婦、子供16歳 |
年収 | 夫600万円 |
貯金 | 800万円 |
購入希望物件 | 3LDK 100平米の建売住宅 |
物件価格 | 3800万円 |
諸費用 | 100万円 |
頭金 | 500万円 |
借入総額 | 3200万円 |
金利 | 年収 | 年間返済額 | 返済負担率 |
0.88% | 5,818,360 | 1,745,508 | 30.0% |
1.50% | 6,176,560 | 1,852,968 | 30.0% |
2.00% | 6,475,280 | 1,942,584 | 30.0% |