住宅購入の買い時は何月?
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの基礎知識
- カテゴリ: 住宅ローンの計算方法と相場
- 作者: 住宅ローン比較
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マンション、戸建、住宅購入の買い時は何月?
住宅購入をするときに、いつ住宅を買うのが一番安く買えるんだろうと考えたことはありませんでしょうか?これは、毎年の景気にも左右されるのですが、1年の中で住宅価格が高い時期、低い時期というものがあります。ここでは住宅購入の参考に、買い時は何月なのか?を解説します。
住宅価格の過去3年の平均価格比較 2010年~2012年首都圏
月 | マンション | 戸建住宅 |
---|---|---|
1月 | 2,550万円 | 3,169万円 |
2月 | 2,572万円 | 3,256万円 |
3月 | 2,548万円 | 3,202万円 |
4月 | 2,520万円 | 3,211万円 |
5月 | 2,508万円 | 3,218万円 |
6月 | 2,478万円 | 3,199万円 |
7月 | 2,520万円 | 3,242万円 |
8月 | 2,515万円 | 3,207万円 |
9月 | 2,529万円 | 3,251万円 |
10月 | 2,541万円 | 3,216万円 |
11月 | 2,546万円 | 3,239万円 |
12月 | 2,540万円 | 3,268万円 |
- マンションが一番安いのは、6月2,478万円
- マンションが一番高いのは、2月2,572万円
- 戸建住宅が一番安いのは、1月3,169万円
- 戸建住宅が一番高いのは、12月3,268万円
なんと、どちらも100万円ほどの違いがあるのです。物件の質自体は大きく変わるものではないので、実際に平均価格の差は、買おうとしている住宅の価格の差と言い換えても良いでしょう。
マンションは、年末から2月に向けてピークがくる。これは、転職や就職、入学、卒業など人の移動が起こる3月の前が一番住宅購入者が増えるからである。逆にこのピークが終わる4月から6月が一番価格が低い時期に入り、夏場で多少高くなるという傾向にある。
戸建ての場合、おおむねマンションと同じ動きをしているのだが、毎月の変動が大きかったり、一定の法則性が見えにくい。おおむね年末が一番高く、3月から6月が低い水準となっている。建売の戸建て住宅の価格は、供給数によって変動してしまうため、規則性がマンションよりもわかりにくい結果となっている。ただし、ベースはマンションと同じと考えてよいだろう。
消費増税と買い時の関係
消費税が増税されると、かならず駆け込み需要が起こります。駆け込み需要が起これば、住宅を販売する不動産会社も強気の価格設定をするため、価格水準は高くなります。逆にそれを超えれば、増税はされるものの価格水準は、地デジ後のテレビのように下がってしまうでしょう。消費税や住宅ローンの金利だけでなく、価格相場にも注意しておく良いでしょう。