30代世帯年収700万以上建売住宅
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- カテゴリ: 住宅ローンをタイプ別比較
- 作者: 住宅ローン比較
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30代で世帯年収700万以上のファミリーが建売住宅の購入を検討している場合
30代で世帯年収が700万以上ある場合は、定年前の短期決戦での完済を目指して、リスクを少なく押さえましょう。年収が高い反面、ファミリーなので、これからライフスタイルが大きく変わるということも、あまりないでしょう。この場合は、短期決着をして退職金はすべて使わずにローンを終わらせるのが理想でしょう。
30代で世帯年収が700万以上あれば返済額も多めにできる
30代のファミリーで世帯年収が700万以上あれば、よほど贅沢をしない限り、ローン返済や学費などを考えても、返済に苦慮することはあまりないと思われます。多少返済負担率を高めに設定しても、定年前までの20~25年ぐらいの返済期間で変動金利を利用する、もしくは10年当初固定金利を利用する、ことで60歳前後での完済を目指しましょう。
変動金利や当初10年固定金利は、返済期間が短い方がリスクが少ない
変動金利や当初10年固定金利は、景気によって金利および返済金額が変動するリスクのあるタイプの住宅ローンです。この場合、返済期間が長ければ長いほど、金利上昇の可能性は高まるため、短期決着させる方がリスクが少なくてすみます。また、借入期間が短ければ短いほど、総返済額も少なくできるのです。
下記の例では、返済年数が35年と25年での返済総額を出していますが、約160万円ほど総返済額が抑えられ、毎月の返済額も約12万円と返済負担率も21%ほどの適性ラインに抑えられるのです。35歳で25年の住宅ローンを組めば60歳で完済できるため、定年後は安心といえるでしょう。また、返済負担率が21%であれば、子育て用の学費などの資金を投入しても生活に苦慮することはないはずです。ただし、20年まで短縮してしまうと、返済負担率が25%を超えてしまうため、変動金利ではリスクの高いラインに入ってしまいます。返済負担率は22%以内を目安に考えましょう。
返済ケーススタディ
家族構成 | 夫35歳 会社員、妻33歳 専業主婦、子供2人 |
年収 | 夫700万円 |
貯金 | 800万円 |
購入希望物件 | 4LDK 90平米の注文住宅 |
物件価格 | 3600万円 |
諸費用 | 100万円 |
頭金 | 400万円 |
借入総額 | 3300万円 |
借り入れ年数 | 金利 | 総返済額 | 毎月の返済額 | 返済負担率 |
35年 | 0.88% | 38,354,467 | 91,320 | 15.7% |
25年 | 0.88% | 36,775,042 | 122,583 | 21.0% |
20年 | 0.88% | 36,001,207 | 150,005 | 25.7% |