当初10年固定金利で選ぶならおすすめの住宅ローン
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- カテゴリ: おすすめの住宅ローン
- 作者: 住宅ローン比較
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当初10年固定金利で選ぶならおすすめの住宅ローン
当初10年固定金利で検討している方におすすめの住宅ローンを解説します。
当初10年固定金利を選ぶ際に重要なポイント
当初固定金利の終了後金利と金利タイプに注意
一般的に当初固定金利が終わると変動金利に自動的に変わります。
また、当初固定金利が終わると「基準金利から○○%引き下げ金利」が適用されます。と記載されています。
ここが一番わかりにくいポイントで、基準金利は各銀行ごとに違うため比較検討がしにくいようになっているのです。さらに言えば、当初固定金利が終了するときの基準金利というのは今とは違うのです。
どうすれば良いかというと
今の基準金利のままだとしたら、当初期間終了後金利はどうなるのか?
これを基準に比較すれば良いのです。
例えば、2013年12月の情報では
ソニー銀行住宅ローンの場合
『「固定金利」適用期間満了日の前日までに、変更(予約)のお申し込みがない場合には、自動的に「変動金利」に変更させていただきます。』
と記載されています。ソニー銀行の場合は、当初固定金利終了後の引き下げ幅と、はじめから変動金利を選択した場合の引き下げ幅が同じなので、当初固定金利は高めですが、その後の金利は低く設定されている特徴があります。今の変動金利が0.599%なので、11年目以降も0.599%です。
イオン銀行住宅ローンの場合
『当初固定金利期間終了後は、借入利率をお借入れ期間中ずっと店頭表示利率から最大年1.2%*3を差し引かせていただきます。』
とあります。はじめから変動金利タイプを選ぶと基準金利から-1.6%引き下げなので、0.77%、当初10年固定金利を選んだ場合は11年目以降は基準金利から-1.2%引き下げですから、今の基準金利のままであれば変動金利1.17%になるのです。
これは、ソニー銀行と比較すると当初期間の金利が低い分、当初期間終了後の変動金利はやや高くなると言っていいでしょう。
三井住友銀行住宅ローンの場合
『お借入時の固定金利特約型(5年・10年)の店頭金利よりマイナス年2.2%とします。
当初の固定金利特約期間経過後は、「変動金利型」「固定金利特約型(2年・3年・5年・10年)」のいずれの場合も、お借入期間中、最後まで店頭金利よりマイナス年1.4%となります。』
となっていて、基準金利が通常であればマイナス年2.2%ですが、当初期間終了後はマイナス年1.4%ということは、0.8%は今よりも高い金利に切り替わるということになります。ソニー銀行は0%、イオン銀行は0.4%と比べると当初期間終了後の金利増加幅が大きいことがわかるでしょう。
このように当初10年固定金利を選ぶ際は11年目以降の金利も含めて比較検討しなければならないのです。なぜなら、30年の借り入れだとしたら、当初期間終了後の期間の方が長いからです。
おすすめの当初10年固定金利住宅ローン
- 当初10年固定金利
- 当初期間狩猟後金利 通常金利
おすすめの理由
当初期間終了後も、現在と同じ引下げ幅の変動金利が選択できます。当初期間の金利は高めですが、全体的にみると返済総額は低く抑えられるのです。
- 当初10年固定金利 1.590%
- 当初期間狩猟後金利 基準金利から年-1.2%
おすすめの理由
当初期間も低金利で、当初期間終了後も金利が大きく変動せずに、全体的に低金利で借りられる住宅ローン。総返済額はソニーに比べるとやや高めになりますが、当初期間の返済負担は軽減できます。
- 当初10年固定金利 1.100%
- 当初期間狩猟後金利 元本残高500万以上 変動→ -0.4% 固定→ -0.7% 元本残高500万以上 基準金利
おすすめの理由
当初期間も、当初終了後金利も、やや高めの設定ですが事務手数料が安いため、総返済額が抑えられます。