住宅ローン選びで銀行の信用力は意味がない
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- カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローン選びで銀行の信用力は意味がない
住宅ローンを比較するときに「大手都市銀行はメガバンクだから信用できるしなぁ。」「ネット銀行は使ったこともなくて心配。」と考えたりしていませんでしょうか。
住宅ローンの銀行選びは、信用力は比較検討材料にしない
乱暴な言い回しをすれば、住宅ローンを借りる時に銀行の信用力というものはあまり意味がないのです。
通常、お金を預ける「預金」の場合であれば、預けたお金が返ってこないと困るので預金保険の1000万円を超える金額を預けるときは倒産しない銀行を選ぶ必要があります。そのため、自ずと三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行を選ぶのではないでしょうか。企業に勤めていれば、会社としても信用力の高い上記のメガバンクを給与振込口座にしているケースが多いと言えるでしょう。
しかし、住宅ローンはお金を貸すのではなく、お金を借りるものなのです。通常通りに返済していて、銀行が仮に倒産したとしても、ほとんど借りている人にダメージはありません。
残念ながら、借りた銀行が倒産しても住宅ローンの債務がなくなるわけではなく、債権を買いとった銀行に返済することになりますが、返す先の銀行が変わるだけなのです。
であれば、住宅ローンを比較するときに、「金利はA銀行の方が安いけど、不安だからB銀行の住宅ローンにしよう。」というのはあまり意味がないのです。
住宅ローンを選ぶときは、信用力は気にせず、金利と諸経費で決めましょう。