住宅ローンの金融機関はどうやって選べば良いのか?
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- カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンの金融機関はどうやって選べば良いのか?
「どの住宅ローンにするのか?」検討するときには「どの金融機関が良いのか?」と金融機関で住宅ローンを選ぶという方も少なくないはずです。今回は、住宅ローン金融機関はどうやって選べば良いのか?について解説します。
住宅ローンは「金融機関」単位で比較するのではななく「住宅ローン」単位で比較する
住宅ローンというのは
○○銀行の住宅ローン
という形で表現してしまいがちなのですが
一つの銀行でも、いくつも住宅ローンのplanがあるものです。
例:りそな銀行の場合
※2017年12月時点
- りそな住宅ローン 変動金利
- りそな住宅ローン(親子二世代型) 変動金利
- りそな借りかえローン 変動金利
- りそな住みかえローン 変動金利
- りそな建てかえローン 変動金利
- 日照補償付住宅ローン(晴れたらいいね) 変動金利
- りそな諸費用ローン 変動金利
- りそな女性向け住宅ローン『凛 next』
- りそなフラットON
- りそな「すまい・るパッケージ」 変
- りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>
- りそな住宅ローン【フラット35】(機構買取型)
- 女性向け住宅ローン『凛 lin』フラット35(機構買取型) 固定金利
- 省エネ・エコロジー応援!!住宅ローン
と、これだけの数の住宅ローンプランがあるのです。
さらに、一つ一つに対して
- 変動金利
- 固定2年
- 固定3年
- 固定5年
- 固定7年
- 固定10年
- 固定15年
- 固定20年
- ・・・
と金利タイプや借入期間で分類があるのですから、りそな銀行の住宅ローンとひとくくりにできるものでは到底ないのです。
だからこそ、住宅ローンを比較するときには
- 銀行単位、金融機関単位で比較する → 意味がない
- 住宅ローンのプラン・金利タイプ・借入期間ごとに比較する → 正しい比較検討方法
となるのです。
「住宅ローン」単位で比較するときは何を重視すべき?
一番重要なのは
総返済額
です。
住宅ローンには「金利」と「諸費用」というものがあり、どちらかの要素だけでは正確な比較検討はできないのです。
- 金利が低金利でも、諸費用が高い住宅ローン
- 諸費用が安くても、金利が高金利な住宅ローン
比較する項目が2つあるのです。
しかも、「金利上昇するかしないか?」でも、大きく比較条件は変わってしまいます。
住宅ローンは比較するのが非常に難しいローン商品と言えます。
おすすめするのは「総返済額」で比較することです。
「総返済額」というのは
諸費用も、利息も、ひっくるめて完済までにいくらかかるのか?
という指標です。
総返済額が安くなるのであれば、それはお得な住宅ローンと判断して良いのです。
総返済額を一つ一つ計算するのは、かなりの負担が伴う作業ですので、下記の総返済額ランキングを参考にしてください。このシミュレーションでは、金利上昇も加味して総返済額で比較することができます。
http://isolf.com/hikakuhyo2/simu/906-nensyushindan