借り換えは、返済額削減と返済期間短縮どっちがお得?
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- カテゴリ: 徹底比較!どっちがお得
- 作者: 住宅ローン比較
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借り換えは、返済額削減と返済期間短縮どっちがお得?
住宅ローンの借り換えをする時には、返済期間は変えずに毎月の返済額を下げる方法と毎月の返済額を変えずに返済期間を短縮する方法の2つの方法があります。これはどちらを選んだほうがお得なのでしょうか?
借り換え時の返済額削減と返済期間短縮の比較
試算条件 残債務2000万円 残返済期間20年 金利3%から2%の固定金利へ借り換え
返済期間が同じ20年の場合
- 毎月の返済額 110,919円 → 101,176円
- 総返済額 26,620,567円 → 24,282,300円
毎月の返済額をほぼ変えない場合
- 返済期間 20年 → 18年
- 毎月の返済額 110,919円 → 110,333円
- 総返済額 26,620,567円 → 23,831,910円
結果
毎月の返済額を変えずに返済期間を短縮した方が約45万円ほど総返済額が減る結果になった。
考察
これは、当たり前のことではあるが、返済期間を短くした方がより返済負担額が減ることになる。今回の試算の場合は、固定金利プランとしたが、変動金利タイプを選択している場合は、返済負担額の削減以上に金利上昇リスクを軽減する意味でも、期間短縮形を選んだ方がメリットが大きいと言えるだろう。
ぎりぎりの家計で毎月の返済額が苦しい場合を除いて、住宅ローンの借り換えをする時には、返済期間の短縮を検討しよう。ちなみに、銀行側は長く借りてもらった方が儲かるため、毎月の返済額削減プランを勧めてくるケースの方が多い。