住宅ローンと銀行が提供する他のローンとの違いとは?
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの基礎知識
- カテゴリ: はじめての住宅ローン
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンと銀行が提供する他のローンとの違いとは?
<p>住宅ローンで、家以外の買い物はできるのでしょうか?大きな金額を借りれるので車もついでに買ってしまっていいのでしょうか?住宅ローンと他のローンとの違いをしっかり把握しておきましょう。
住宅ローンと銀行が提供する他のローンとの違い
担保の「有り・無し」が違う
担保がある = 返済できなければ担保は銀行に売却されてしまう
ということを意味します。
担保があるローン商品には
- 住宅ローン
- 自動車ローン
- 不動産担保ローン
- アパートローン
があり、
担保がないローン商品には
- カードローン
- フリーローン
- おまとめローン
- 教育ローン
などがあります。
担保があるローンの方が「低金利」になっています。
資金使途が違う
「住宅ローン」というものは「マイホームの購入資金」としてしか利用することができません。※借り換え資金や一部諸費用にも、使える住宅ローンも登場しています。
住宅ローンで借りたお金を生活費に回してしまう → NG事項
なのです。
基本的には、住宅ローンでは銀行は直接、不動産会社の口座に入金するため、ほかの資金使途に利用しようとしても、自分の口座を経由しないので利用することができないのですが、このような大前提のルールがあることを理解しておく必要があります。
他のローン商品で見てみると
- 自動車ローン → 自動車の購入
- アパートローン → 賃貸物件の購入
- 教育ローン → 学費など
- おまとめローン → 他の借入の返済資金
という資金使途が決まっているものと
- カードローン → 使途自由
- フリーローン → 使途自由
- 不動産担保ローン → 使途自由
という形で、何に使っても良いローン商品があります。
「使途自由」のローン商品の方が金利は高金利が設定されてしまいます。
金利が違う!
ローン商品の金利を見てみると
- 自動車ローン 2.0%~5.0%
- カードローン 5.0%~18.0%
- アパートローン 5.0%~8.0%
- ビジネスローン 10.0%~18.0%
- 住宅ローン 0.5%~2.0%
という相場になっています。
「住宅ローン」は
- 担保があること
- 資金使途が住宅購入資金に限られていること
- 融資額が高額(≒銀行側の利息収益が多い)
ということもあり、ローン商品の中では圧倒的に低金利になっているのです。
まとめ
住宅ローンの他のローン商品との違いは
- 担保の違い
- 資金使途の違い
- 金利の違い
があります。
住宅ローンを検討する際には「他のローン商品との違い」についても、理解しておく必要があります。間違っても、住宅ローンで借りた資金を別の目的に使ったり、住宅ローンの返済を「少しなら大丈夫だろう。」と先延ばしにしてはいけません。